Tensor EnergyがASEAN市場に進出へ
再生可能エネルギー分野で活躍する
Tensor Energy株式会社が、まさに今、国際市場への扉を開こうとしています。福岡を拠点に活動を展開している同社は、ASEAN企業とのコラボレーションを通じた海外展開の支援プログラムに選抜され、これからタイでの事業開発を進めることになりました。
選抜の背景
このプログラムは、
日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)により運営されており、2024年6月から7月にかけて行われた厳正な審査を経て、51社の中から17社の支援対象企業が選ばれました。Tensor Energyは、自社が持つ技術と経験を活かして、ASEAN地域の持続可能なエネルギー推進に貢献することが期待されています。
事業展開の計画
選ばれた企業は、2024年8月から2025年2月の期間中、「ASEAN各国の主要機関とのミートアップ」や「学会への参加」を通じて、現地のニーズに合った事業を展開していく予定です。特にTensor Energyは、タイにおけるニーズを検証し、地域のエネルギー課題に対する解決策となる取り組みを行います。
Tensor Energyが開発したクラウドプラットフォーム「
Tensor Cloud」は、再生可能エネルギー発電所と蓄電池の管理を効率的に行うためのソリューションです。このプラットフォームは、運転期間の最初から30年にわたり、発電事業の財務や電力管理を支えます。
現在の活動
現在、Tensor Energyはバンコクで開催中の「
Techsource Global Summit 2024」に出展しており、国際的なビジネスの拡大を図っています。自社の持つ再エネ発電所のオーケストレーションプラットフォームを広め、多くの企業とのパートナーシップを形成することで、持続可能なエネルギー供給に向け邁進しています。
企業概要
Tensor Energy株式会社は、2021年11月に設立され、福岡県福岡市中央区に本社を構えています。代表の堀菜々氏とフィルターヴィンセント氏は、テクノロジーを活用した再生可能エネルギーの効率的な管理を推進する中で、すべての人に持続可能なエネルギーを届けることを目指しています。
最後に、同社の取り組みは、再生可能エネルギー事業のビジネスモデルそのものを変革し、持続可能な成長を支える重要な要素となるでしょう。今後の活躍に期待が寄せられています。