イエール大学との国際共同研究プロジェクトの出発
株式会社ONODERA USER RUN(OUR)は、米国イエール大学のMobarak教授と新たな国際共同研究プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは「アジア地域の未活用ルートにおける国際移動の拡大戦略」と題し、アジアの人材移動の促進を目的としています。OURは、教育と就労支援を中心に高品質の人材育成を進め、その成果を科学的に分析・発信することで、国際的な労働市場の活性化に貢献する意向です。
モバラク教授の来社と意見交換
モバラク教授の日本訪問中、彼は海外教育部門の担当者や、日本で働く外国人スタッフとの意見交換を行い、プロジェクトの拡大に向けた重要な議題について討論を行いました。また、OURが運営する有料老人ホームや廻転寿司店も視察し、実際の就労現場を見学。外国人材との対話を通じ、現場の実態や課題についての理解を深めました。
プロジェクトの今後の展望
OURは、プロジェクトを通じてより質の高い人材育成と受け入れ体制を強化し、グローバルな人材を育てるための取り組みを続けるとともに、日本の人手不足を解消することにも寄与していく方針です。
Mobarak教授は、「母国での就労の課題や、OURが提供する研修、支援がどのように日本での生活に繋がっているかを実際に聞けたことは非常に重要な経験でした。プログラムの仕組みをよりよく理解し、適切な研究フレームワークを設計する手助けになります」と述べています。
イエール大学とY-RISEについて
イエール大学は1701年に設立され、法律、政治学、経済学など幅広い分野で評価される教育機関です。特に数多くのノーベル賞受賞者を輩出し、学術界でも国際的な信頼を得ています。Y-RISEは、教育、健康、経済開発に関する研究を推進しており、政策やプログラムの改善を目指して学術団体や政府機関との連携を強化しています。
Mobarak教授の専門分野
Mobarak教授は、イエール大学で経営学と経済学を教え、特に発展途上国の社会的影響に焦点を当てた研究を行っています。彼の研究は、技術や行動決定が人々の福祉にどのように関与するかを探求しており、フィールド実験を通じてその解決策を模索しています。彼はまた、さまざまな国での人材育成に対する情熱を持っており、国際的な協力を重視しています。
会社概要
OURは、特定技能に特化した日本国内への人材紹介事業を展開し、人材教育から就業後の生活支援までを行う「OURストレートスルー」という独自のシステムで安定した人材紹介を実現しています。2025年には、特定技能試験の合格者や内定を得た人材を多数輩出しています。
まとめ
今回のプロジェクトは、日本における人材活用や国際移動の新たな戦略を模索する大きな一歩であり、今後の展開に大いに期待が寄せられています。両者の強力な連携により、世界の労働市場の変化に柔軟に対応し、質の高い人材育成に寄与することが期待されています。