新債権保証サービス
2025-03-31 10:21:23

GMSなどが協力し新たな債権保証サービスを試験運用開始

新たな債権保証サービスの試験運用開始



Global Mobility Service株式会社(GMS)は、株式会社イントラスト、三井住友海上火災保険株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社と業務提携を行い、FinTechを活用した新しい債権保証サービス「カーup応援保証」の試験運用を2025年3月31日より開始することを発表しました。

提携の背景と社会課題


日本国内において、自動車を購入したくても審査に通過できない人が年間約290万人にも及ぶとされています。このため、必要とされる自動車が手に入らず、就業や通勤が難しくなるという深刻な社会問題が浮き彫りになっています。この提携を通じて、車を必要とする人々に新たな選択肢を提供し、働く意欲を持つ人々の活躍を支援することが目指されています。また、適切な自動車保険の提供や安全運転の啓蒙、防災対策にも力を入れ、地域社会やSDGsの達成を図っていく方針です。

提携内容の詳細


この新しい債権保証サービスでは、GMSのFinTechを活用し、IoTデバイス「MCCS」を搭載した車両の自社割賦販売に対する保証を提供します。GMSが自動車販売店の窓口となり、「MCCS」搭載型の割賦事業実施を支援する仕組みです。イントラストは、自動車販売店に対し自社割賦売掛債権の保証を行い、万が一支払いが不可能になった際には代位弁済を実施します。加えて、GMSは三井住友海上及びインタ総研と協力し、個人ドライバー向けに安全運転支援や防災ソリューションを展開していきます。

試運用の目標


今回の試運用は、2026年中の本格導入を目指して進められます。主にデフォルト率や回収フロー、適正価格での売却可能性を確認し、事業化の可否を判断する予定です。これらの取り組みを通じて、より多くの人々に自動車購入の機会を提供し、利便性を向上させることが期待されています。

企業の概要


イントラスト


株式会社イントラストは、2006年に設立された企業で、賃貸不動産業界における連帯保証人代行システムの構築を目指しています。住宅や医療、介護分野においてもノウハウを展開し、様々な保証サービスを提供しています。

三井住友海上


三井住友海上火災保険株式会社は、1918年に設立され、損害保険業を中心にグローバルなサービスを提供しています。国内外で安心を届けるネットワークを誇り、ASEAN地域にも強みを持っています。

MS&ADインターリスク総研


MS&ADインターリスク総研株式会社は、企業や組織のリスクマネジメントに関するコンサルティングを行い、デジタルを活用したソリューションの提供を行っています。

GMS


Global Mobility Service株式会社は、2013年設立で、金融包摂を目指したFinTech企業です。14億人の貧困層への信用創造を行い、低所得層の就業機会の創出を目指しています。

この新たな試みは、社会に大きな影響をもたらすことが期待されており、今後の展開に注目が集まっています。


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会社情報

会社名
Global Mobility Service株式会社
住所
東京都千代田区神田紺屋町15グランファースト4F
電話番号
03-6264-3113

トピックス(経済)

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