俳優・松重豊の新たな挑戦、エッセイ「たべるノヲト。」
俳優の松重豊が、初のエッセイ集「たべるノヲト。」を10月10日に発売します。本書では、彼が心に刻んできた50品以上の料理の思い出を独自の視点で語っており、食べることに対する深い愛情が詰まっています。松重が記憶の中から選び出した料理は、彼の人生とその時代のドラマに溢れています。
松重豊は、極貧の時代を支えてくれた思い出の味や、季節ごとの好物、食にまつわる素朴な疑問などを丁寧に描写しています。彼の手によって、普通の家庭料理も特別な存在へと昇華され、読者は思わず食の世界に引き込まれます。本書の魅力は、笑いと涙に満ちた、普段の食事を楽しみにさせるようなエッセイであることです。
イラストも楽しみ
さらに、本書にはイラストを手掛けたのは、松重豊と親交の深い旭川在住の作家・あべみちこ。彼女の魅力あるイラストが、松重の食の旅に彩りを加えています。目次はお品書きのようになっており、おつまみから甘味まで多彩な料理が紹介されています。その日の気分に応じて、自由に選ぶことができるスタイルも好評です。
制作舞台裏の対談も収録
また、巻末には松重豊とあべみちこの制作舞台裏を知ることができる対談も収録されています。それぞれ多忙を極める中で、このエッセイ集にどのように向き合ったのか、興味深い内容が交わされています。ぜひ一読して、二人の熱意を感じてほしいです。
特製ステッカーの付属
書籍の購入者には、特製ステッカーも数量限定でプレゼントされる特典があります。楽天ブックスとセブンネットショッピングでは、購入時に特典がついてくるので、彼のファンや料理好きの方にはぜひチェックしてほしいアイテムです。
松重豊の想い
本書に収められる松重のメッセージは、彼の食に対する思いが詰まっています。「特別な内容ではないが、私の食の記録として、皆さんに楽しんで育んでほしい」と語る彼の言葉には、彼自身の料理が持つ力強さと温かさが表れています。
俳優としての活躍
松重豊は1963年生まれで、福岡県に出身しています。彼は蜷川スタジオを経て、映画、舞台、テレビドラマと幅広い分野で活躍。この夏、FMヨコハマのパーソナリティとしても知られ、同時に「孤独のグルメ」シリーズにも出演中です。さらに、2025年には主演・監督・脚本を務める「劇映画 孤独のグルメ」が全国公開される予定。
このたびのエッセイ集「たべるノヲト。」は、料理や食文化に興味がある全ての人に響く作品です。松重豊が描く料理の記憶を通して、共感や感動を得られることに間違いありません。本書を手に取って、自分自身の食の記憶を振り返る時間を持ってみてはいかがでしょうか。