アートと共生の未来へ！深川での市民芸術祭『アートパラ深川2025』開催

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2025：街が美術館に

江東区の深川に、個性豊かなアート作品が750点以上展示される市民芸術祭『アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2025』の開催が決定しました。10月18日（土）から26日（日）までの9日間、門前仲町、清澄白河、森下などの街中を美術館として変貌させるこのイベントでは、過去の公募展で選ばれた作品が街の至る所に展示されます。さらに、障がいのあるアーティストによるユニークな作品で、アートの力を通じた共生社会の実現を目指しています。

多様なアートとの出会い

この芸術祭では、「街なかアート」と称し、アート作品が店先や橋の欄干、神社やお寺の参道などに展示されます。昨年の公募展で入選したアーティストたちの作品は、印刷技術を駆使して再現され、約700点のアート作品があなたを出迎えます。また、オープニングセレモニーは東京都現代美術館で行われ、地元の方々やアートに興味のある皆さんを特別に招待します。

プレイベントと新企画

2025年の芸術祭に向けて、9月20日から27日までの間、芸術祭を盛り上げるためのプレイベントも実施。アートを楽しむための参加型イベントとして「筆ロック」や塗り絵などが予定されています。さらに、初の作品オークションも行われ、アート愛好者や投資家の皆様が新たなアートとの出会いを楽しめる機会となります。

「共生社会」の実現を目指して

『アートパラ深川』は、2020年に始まった市民芸術祭で、障がいのあるアーティストを支援する取り組みが特徴です。昨年の開催では、約13万人の来場者が記録され、多くのアートファンや家族が集まる賑やかなイベントとなりました。このイベントの目的は、障がい、年齢、性別、国籍を超えた誰もが楽しめる100年続く芸術祭を執り行うことです。

実行委員長のメッセージ

実行委員会を取りまとめる本田和恵氏は、「今年のテーマは『ｗａｗａ（わわ）』です。この輪をつなげ、皆で共に生きる社会を実現していくために、アートを通じた対話の機会を倍増させていきます」と語ります。このメッセージには、参加者全員が楽しむことができるように、アートが持つ力を信じ、共に喜びを分かち合うという思いが込められています。