新サービスの挑戦
2020-02-13 13:00:05
インディペンデント映画を支える新しいサービス『シネマディスカバリーズ』の挑戦とは
新サービス『シネマディスカバリーズ』の誕生
2019年に日本の映画市場は歴史的な高みに達し、2,611億円を記録しました。しかし、その成長はわずか15%の作品に集中し、特にインディペンデント映画は非常に困難な状況に置かれています。大手映画会社が市場の大部分を占め、インディペンデント映画は多くの作品が埋もれてしまっているのが現状です。
このような背景を受けて、定額制の配信サービス『シネマディスカバリーズ』の登場が迫っています。このサービスは、映画ファンと作り手をつなぎ、埋もれた名作を発見する場を提供することを目指しています。
インディペンデント映画の挑戦
国内のインディペンデント映画は、上映機会が限られており、そのため多くの傑作が観客に知られぬまま消えていくという悲しい現実があります。映画製作者にとっては資金回収が難しく、映画ファンにとっても素晴らしい作品と出会えるチャンスが減ってしまっています。この状況を打破するために『シネマディスカバリーズ』が誕生しました。
『カメラを止めるな!』の影響
2018年に公開された『カメラを止めるな!』は、小規模なミニシアターから大ヒットを記録し、インディペンデント映画への関心を高めました。それ以降、作品がより多くの観客の目に触れることが期待されるようになりました。『シネマディスカバリーズ』は、この流れをさらに促進し、映画ファンが知られざる名作を発見できる場を提供します。
プロが推奨する名作
『シネマディスカバリーズ』では、映画ライターや業界のプロフェッショナルが、「知られざる名作」を推奨します。このプロおすすめの作品は、会員が鑑賞する際の手助けとなります。会員は月額1,100円(税込)で契約し、利用料は再生回数に応じて制作者に支払われる仕組みです。さらに、映画ライターによるレビューや監督インタビューも充実しており、観客は名作の背後にあるストーリーや制作秘話を知ることができます。
クラウドファンディングによる資金調達
新サービスは、映画ファンの協力によって実現することを目指しています。クラウドファンディングを活用し、大口の支援者には特別な会員資格を付与し、映画文化の発展に貢献する姿勢を打ち出しています。購入者は「創業の同志」として共にこのサービスを育てることができます。
まとめ
『シネマディスカバリーズ』は、インディペンデント映画を取り巻く厳しい状況を変えるための新たな挑戦です。映画の未来をより豊かにするための画期的なサービスとなることが期待されており、映画ファンに新しい出会いの場を提供することで、文化的なエコシステムの形成が進むことを願っています。スプリングに初公開されるこのサービスに、ぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
-
シネマディスカバリーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田多町2-1神田東山ビル7F
- 電話番号
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080-1113-7271