ドローン物流の未来を拓く！SkyHub®トレーニングセンター始動

ドローン物流の即戦力人材育成を担う「SkyHub®トレーニングセンター」オープン

株式会社NEXT DELIVERY（所在地：山梨県小菅村）が新たに設立した「SkyHub®トレーニングセンター（SkyHub® TC）」は、ドローン物流に特化した実践的な人材育成プログラムを提供します。2026年1月の開講に向け、既に2025年11月18日から受講者の募集をスタート。今年度のプログラムは、国内外で累計4,000回を超える豊富な運航実績を基にした内容が特徴です。

新スマート物流「SkyHub®」とは

NEXT DELIVERYは、地域の物流課題を解決すべく「新スマート物流SkyHub®」の普及を進めています。この新しい物流インフラは、既存の輸送手段とドローン物流を組み合わせ、効率的な配送ネットワークを構築することを目指しています。9つの物流拠点を全国に展開しており、特に災害時などの有事における使用が期待されています。

物流2024年問題への取り組み

最近、物流業界では2024年問題が懸念されています。地方の事業者の撤退や、担い手不足が生じている中、これを解決するための取り組みとしてドローンの活用が注目されています。SkyHub® TCでは、非効率なルートをドローンで置き換えることで、持続可能な物流手段の導入を図ります。

学べる内容と教育の特徴

SkyHub® TCでのプログラムは、ドローンの基礎的な操縦技術から始まり、ルート構築や飛行申請、安全管理までを包括的に教育します。特に国内唯一の内容として、NEXT DELIVERYの親会社であるエアロネクストの独自の技術「4D GRAVITY®」を使用した訓練が行われます。これは医療用物資配送のために特化したプログラムであり、講師は運航責任者である青木孝人が監修します。

国内外の実績と取り組み

モンゴルでは、2024年8月から同国の医療機関向けに行われるドローン配送の試みも進行中です。NEXT DELIVERYは、国内外での経験を活かして、2024年度には医療物資の定期配送を50回以上、2025年には322回の実施を目指しています。これらの取り組みはSkyHub® TCからの育成が直接の成果とされています。

受講者募集の詳細

受講対象はドローンを用いて配送効率の向上を目指す企業です。プログラムでは以下の二つがあります。

- グランドパイロット（GP）認定講習
- リモートパイロット（RP）認定講習

受講者は小菅村または企業内のフィールドで学ぶことができ、実践的な内容が豊富です。必要な資格を持つ受講者向けに、特に医薬品や生活物資の安定供給など地域課題解決に貢献する教育も行われます。

終わりに

NEXT DELIVERYは、このプログラムを通じて地域格差のない物流ネットワークの構築を目指し、全国の企業と協力していく方針です。SkyHub® TCが未来のドローン物流の指導的役割を果たすことで、地域社会に貢献することが期待されています。興味がある方は、ぜひ新しい物流の可能性を探求してください。