自然をテーマにした特別展「バルビゾン派の美」
2025年10月3日から、岡山県苫田郡鏡野町の山田養蜂場ギャラリーで、特別展「自然賛歌 美しきバルビゾン派の世界」が開催されます。この展覧会では、著名な画家たちが手がけた約500点に及ぶ作品を一般に公開し、鑑賞する機会を提供します。
展覧会の主なポイント
本展では、特にバルビゾン派の作品を中心に、ミレーやルソー、モネ、ルノワールなど、名だたる巨匠たちの作品を紹介します。中でも、ジャン=バティスト=カミーユ・コローの油彩《霧の朝》は本展で初めての公開となり、訪れる人々の注目を集めることでしょう。また、19世紀のフランス版画作品約200点も新たに展示され、来場者はバルビゾン派の魅力を多角的に体感できます。
展覧会の見どころ
1.
初公開のコロー作品《霧の朝》
2. フランス絵画の名作約300点を展示
3. 新規公開の19世紀フランス版画約200点
4. 完全予約制で、各回60名の定員でゆったり鑑賞
主な出品作品一覧
- - ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《霧の朝》(初公開)
- - ジャン=フランソワ・ミレー《蜜蜂のいる風景》
- - クロード・モネ《ヴェトゥイユのセーヌ川支流、秋》
- - ギュスターヴ・クールベ《ボート遊び(ポドスカーフに乗る女)》
開催概要
- - 会期: 2025年10月3日(金)~10月13日(月・祝)、10月17日(金)~10月20日(月)、10月31日(金)~11月9日(日)
- - 開館時間: 10:00~12:00/14:00~16:00(各回2時間・完全入替制・定員60名)
- - 会場: 山田養蜂場ギャラリー(岡山県苫田郡鏡野町市場194、本社敷地内)
- - アクセス: 中国自動車道院庄ICより約10分、JR津山駅から車で約25分(津山駅は岡山駅からJR津山線で約1時間10分)
- - 駐車場: あり(案内看板設置)
- - 入場料(税込): 一般2,000円、中高大学生1,000円、小学生500円、未就学児は無料
- - 予約方法: 専用WEBフォーム(https://reserva.be/yamadagallery)から事前予約制。9月1日から予約受付開始。
メディア向け特別内覧会
2025年10月2日(木)の開催前日、13:00~16:00にメディア関係者向け内覧会を開催します。興味のある方は事前に申込みが必要です。
山田養蜂場ギャラリーについて
山田養蜂場ギャラリーは、自然と人間の営みをテーマにした芸術作品を展覧し、文化を発信する場としての役割を担っています。バルビゾン派の作品は、企業理念「一人のひとのために」とも深く結びついています。
バルビゾン派の背景
バルビゾン派とは、パリ近郊のバルビゾン村に集った画家たちが主宰する運動です。彼らは自然や庶民の生活を描くことで、従来の画壇とは一線を画しました。この運動は印象派への道を開き、自由な表現方法を確立する一因となりました。特にミレーの描く自然は、岡山・鏡野町の原風景と共鳴します。作品を通じて、自然と人々の暮らしがどのように結びついているのかを感じ取ることができるでしょう。
この特別展を通じて、自然の美しさと人間の営みを楽しむ貴重な機会をお見逃しなく!