株式会社THE WHY HOW DO COMPANY(以下、同社)は、2025年10月22日に発表された株式会社グッドマンの株式取得を受け、業績予想を上方修正することを決定しました。この修正により、2026年8月期の通期連結業績は、売上高36億1百万円、調整後EBITDA186百万円を見込むこととなりました。これは、修正前の予想からそれぞれ9.1%、29.2%の増加を示しています。
業績予想の修正内容
同社は、2025年10月15日に発表した予想を見直し、上方修正を行いました。修正前の売上高は33億円、調整後EBITDA144百万円とされていましたが、修正後の数値はそれぞれ36億1百万円、186百万円となりました。M&A(合併・買収)を成長の柱として位置付けている同社にとって、業績の不確実要素は多いものの、売上高と調整後EBITDAは重要な経営指標として今後の計画に大きく関わっています。
成長戦略の背景
今回の修正に至った背景には、2024年9月に取得したドリームプラネット株式会社の影響があります。これを契機に、同社の主力事業がM&Aにシフトし、さらに今回の株式会社グッドマンの子会社化を通じて更なる成長が見込まれています。この取引により、売上高は前回発表した予想を上回る結果となりました。
日本国内には、事業承継に関する悩みを抱える企業が127万社存在するとされ、それに伴うM&A業務はますます重要性が増しています。同社の人助けM&Aビジネスモデルは、売却を前提としない形で企業の再生や再成長を支援するもので、多くの企業からの問い合わせが寄せられています。
近年、同社の売上高は倍増し、前々期の約7億5千万円から前期の17億5千万円と大きく成長しました。さらに今期の予想も36億1百万円と、さらなる増加が期待されています。
中期経営計画と目標
今後の計画として、同社はM&Aを通じた成長軌道を描いています。これは単なる数値の向上だけではなく、事業再生や雇用の維持に寄与する戦略でもあります。これまでのM&A実績を活かし、ビジネスフレームワークを強化していくことで、企業の本質的な価値を高めることが目指されています。
同社が掲げる中期経営目標には、持続可能な成長と社会への貢献も含まれており、これに向けての姿勢を強くアピールしています。このような堅実な戦略が実を結ぶことで、今後の業績にも大きな期待が寄せられています。
一方で、今回の業績予想もさまざまな外的要因によって異なる可能性があり、その点について明確にした上での公表が行われました。確実な成長を目指しながらも、柔軟な姿勢を持つ同社の取り組みから、今後も目が離せません。
会社概要
- - 会社名:株式会社THE WHY HOW DO COMPANY
- - 所在地:東京都新宿区愛住町22第3山田ビル
- - 設立:2004年7月
- - 上場:東証スタンダード (3823)
- - 代表者:執行役員社長 CEO 亀田信吾
- - 事業内容:新規事業の立ち上げ支援、M&A・投資戦略、子会社への経営指導
- - 公式サイト: https://twhdc.co.jp