日ベトナムICT共同作業部会がAIとデジタル分野での協力を推進

日ベトナムICT共同作業部会が進める新たな協力



2023年10月28日、総務省はベトナム社会主義共和国科学技術省との間で第7回日ベトナムICT共同作業部会を開催しました。この会合は、両国間の情報通信分野における協力を強化する重要な会議であり、特にAI(人工知能)やデジタルインフラ、デジタルトランスフォーメーション(DX)の分野での将来的な協力関係が議論されました。

会議の背景



日ベトナムICT共同作業部会は、2017年に設立され、両国のICT協力を進めるための場として機能しています。今回の会議は6回目を経て7回目の開催となり、日本とベトナムの両国にとって、デジタル技術の発展を促進するための貴重な機会となりました。

交流内容



会議では日本側から小泉国際戦略局次長をはじめとするメンバーが参加し、ベトナム側のギア科学技術省国際協力局長らとともに議論を行いました。両国は次のようなテーマについて話し合いました。

AIに関する協力



AI分野では、ベトナムのAI政策や戦略目標が紹介され、日本側では国内外でのAIに関する施策を共有しました。各国の文化や言語に基づいた大規模言語モデル(LLM)の開発や人材育成、ソリューションの共創に向けた協力を進めることで意見が一致しました。

デジタルインフラについて



デジタルインフラに関しては、ベトナムの通信法改正や外資規制の緩和、ブロードバンド施策の現状が報告され、日本側からは「FOIPデジタル回廊構想」について説明されました。これを通じて、デジタルインフラの構築に関する政策協力がさらに深まることが期待されます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展



DXに関連する新しい法的基盤や国家的なデジタルプラットフォームについても検討が行われ、日本とベトナムの政策協力が一層進化することを目指しています。

官民セッションへの取り組み



会議の中で行われた官民セッションでは、両国の企業による実践事例が共有されました。例えば、ベトナム側からは保険分野でのデータプラットフォームについて、日本からは医療画像診断システムやASEAN地域への展開可能性に関する事例が紹介されました。

今後の展望



このように、日ベトナムICT共同作業部会は、両国間のICTの協力を深化させるための重要な枠組みとなっています。AIやデジタルインフラ、DXなどの分野で相互に協力することにより、両国の経済や社会のデジタル化が進み、より良い未来を築くことが期待されています。今後の動向にも注目が集まります。

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