IoMT学会第2回サミットが医療のデジタル革新を推進する

2017年12月9日、一般社団法人IoMT学会が主催する第2回IoMTサミットが東京都千代田区にある株式会社ジンズ東京本社29階で開催されます。このサミットは、医療分野におけるデジタルユビキティの可能性を探ることを目的としており、医療機器とヘルスケアシステムをオンラインで結びつける「IoMT（Internet of Medical Things）」の重要性が議論されます。

IoMTとは何か？

IoMTはInternet of Medical Thingsの略で、医療機器がインターネットやBluetoothなどを通じて情報を共有し、健康管理システムと連携することを指します。これにより、医療機関はリアルタイムで患者の健康データをモニタリングし、迅速な意思決定が可能になるだけでなく、大量のデータを分析することで新たな治療法の開発にも寄与します。また、IoMTは医療の効率化や患者の生活の質向上にも大いに貢献すると期待されています。

学会について

IoMT学会は、医療分野に特化したIoTの研究を行うために設立され、医師や研究者、企業の専門家が交流し、知見を共有するプラットフォームを提供しています。毎年開催される総会では新しい技術動向や研究結果が発表され、参加者同士のネットワーキングの場にもなっています。さらに、学会誌『Journal of IoMT』の発刊やビジネスコンテストの開催を通じて、IoMTに関する啓蒙活動を進めています。

参加方法

今回のサミットに参加するには、事前の申し込みが必要です。参加費は会員が5,000円、非会員は10,000円、学生は1,000円で、IoMT学会への入会は公式サイトから行うことができます。サミットでは、最新の医療技術に関する講演や、パネルディスカッションが予定されており、参加者は多様な視点から医療技術の革新について学ぶことができます。