MAN WITH A MISSION、結成15周年を祝うアリーナツアー完走
ロックバンドMAN WITH A MISSIONが結成15周年を迎え、5月9日(土)に石川県産業展示館4号館で行われた「MAN WITH A "15th" MISSION PLAY WHAT U WANT TOUR 2025」のツアーファイナル公演を成功裏に完走しました。このツアーは2月1日(土)からスタートし、全国9都市で全12公演が行われました。
このツアーの特徴は、ファンからリクエストを募った特別なセットリストで、会場で聴きたい楽曲が演奏されるという形を取っていました。ファンの熱い要望を受けてメンバーやスタッフが選んだ楽曲が次々と繰り広げられ、感動的なライブ体験を提供しました。
最終日の石川公演は、「When My Devil Rises」からスタートし、ステージには印象的な5匹のオオカミのオブジェが登場しました。その光景は観客を一気に引き込むもので、初っ端から会場は熱気に包まれました。続けて演奏された「distance」では、観客たちが興奮のあまりに体を揺らし、会場の一体感が生み出されました。
Jean-Ken Johnnyの「本日ハツアーファイナル!」という叫びに続いて、2025年の新曲「REACHING FOR THE SKY」が披露されました。この楽曲は、ツアーを通じてさらに力強く響くものとなっていきます。続けて演奏された「database」や「1997」も会場を盛り上げました。
また、スタッフからのリクエスト楽曲として最新のEP「XV e.p.」から「Circles」が選ばれ、予想外のサプライズとなりました。この日の演奏に対する歓声は特に大きく、ファンの熱意を感じさせました。後半では、狼のマスカレードマスクをかぶったストリングス隊が登場し、「Emotions」のイントロが流れると、感情豊かな演奏が続きました。
中盤にはアコースティックバージョンで「アカツキ」が披露され、観客の心をさらに掴みました。後半には、さらにボルテージが上昇する「Vertigo」「フォーカスライト」「絆ノ奇跡」が続き、会場中が感動に包まれました。そして、最後の曲「DON’T LOSE YOURSELF」では、5匹のオオカミがステージから降りた後も拍手が鳴りやまない状況に。再登場したバンドは、「whispers of the fake」で場内を酔わせ、その後「higher」でダイナミックに締めくくりました。
公演終了後には新たなツアーの発表があり、「MAN WITH A MISSION presents “XV e.p. Tour 2025”」が6月19日から始まることが告知され、ファンを驚かせました。また、15年の節目を迎えるにあたり、過去のアルバムが初アナログ化されることも発表されました。今年の夏には様々な大型フェスへの出演も決まっており、秋にはヨーロッパツアーも控えています。
今後の活躍から目が離せないMAN WITH A MISSION。この盛り上がりは続くだけではなく、彼らが音楽シーンを引っ張る存在であることを改めて示しました。これからも彼らの音楽とパフォーマンスに期待が寄せられます。