ダンス公演「Be Creative!」が神戸で開催
2025年11月9日、神戸文化ホール中ホールにて、一般社団法人Ballet Company West Japanの第7回公演『Be Creative!』が行われます。この公演では、さまざまな音楽ジャンルを題材に、4人の振付家による独自の解釈が織りなす作品が披露されます。
公演の概要
公演は、兵庫県神戸市中央区の神戸文化ホールで開催され、14時開演と予定されています。チケットはカンフェティによって販売中で、公式ウェブサイトからも購入可能です。また、当日はオーディションで選ばれた新進気鋭の振付家たちや、注目のバレリーナ瀬島五月のパフォーマンスが観客を楽しませます。
プログラム内容
公演では、ベートーヴェンの『運命』やチャイコフスキーの『白鳥の湖』、さらにはテクノ音楽などを取り入れた多様な作品が用意されています。特に、世界的に著名な作曲家たちの名曲を背景に、現代的な視点から表現を試みるダンス作品が見どころです。
作品紹介
- - 運命 (音楽: L.v.ベートーヴェン, 振付: 瀬島 五月)
- このダンスは、コロナ禍の影響を受け少人数で初演された作品を、フルカンパニーで再演するものです。ベートーヴェンが愛した自然を巧みに身体で表現した作品に生まれ変わります。
- - αδιαίρετος (音楽: P.I.チャイコフスキー, 振付: 中田 一史)
- 『白鳥の湖』をテーマにしたこの作品では、心の分裂と再統合の物語が舞踊を通して描かれます。
- - Chaos in the Calm (音楽: テクノ音楽, 振付: 中野 吉章)
- テクノ音楽とクラシックバレエの融合を追求したこの作品では、ダンサーの身体能力を引き出す新しい試みが展開されます。
- - my beautiful poison (音楽: 坂本龍一, 振付: 鈴木 聖治)
- クライミングハーネスを使ったユニークなパフォーマンスで、自己表現の限界を探る舞踊が見どころです。
特別コラボレーションとSDGs
今回の公演では、衣装ブランド「Jardin des Costumes」とのコラボレーションも注目です。衣装制作の木村章子氏が関わり、環境に配慮したデザインが展開されます。SDGsを意識した取り組みが、視覚的にも社会的にも新しい価値を生み出します。
参加アーティスト
出演ダンサーは、ハイレベルな才能を持つメンバーが顔を揃えます。2023年のジャクソン国際バレエコンクールで評価を受けた佐々木嶺をはじめ、実力派ダンサーたちが新たな表現に挑戦します。また、これまでの公演の中心メンバーである大久保彩香や田中利奈も見逃せません。若手からベテランまで多彩なダンスが楽しめる貴重な機会です。
まとめ
舞台では芸術の可能性を体験できる絶好の機会となります。各作品が持つ力強いメッセージとダンスの美しさを直接体験することで、観客自身の内面とも向き合うきっかけとなるでしょう。
心に響く瞬間をお見逃しなく、是非お越しください。公演の詳細やチケット情報は公式ウェブサイトをご確認ください。