清水建設、Plug and Play JapanのDeeptechプログラムに参加
清水建設株式会社が、Plug and Play JapanのDeeptechプログラムに新たに参画することが発表されました。これは、清水建設が持つ長い歴史と進取の精神に基づいて、新たな技術革新と社会課題への挑戦を目指す取り組みの一環です。
清水建設の歴史と目指す未来
清水建設は220年の歴史を持つ企業であり、その強力な基盤は「誠実なものづくり」と「顧客第一」の理念に支えられています。特に、同社は「進取の精神」を重んじ、常に時代を先取りする姿勢を持ち続けてきました。
最近では、長期的なビジョンである「SHIMZ VISION 2030」を掲げ、「スマートイノベーションカンパニー」としての変革を掲げています。このビジョンのもと、清水建設は「レジリエント」「インクルーシブ」「サステナブル」な社会の実現を目指し、先進的な価値を創造することを目標としています。
Deeptechプログラムの意義
このプログラムは、科学や工学に基づいた革新的な技術であるDeeptechを駆使し、脱炭素やサステナビリティの社会課題解決を目指しています。Deeptechは通常のスタートアップとは異なり、素材やデバイスなど川上寄りの技術革新が特徴です。そのため、社会実装を進めるためには、さまざまな産業との連携が不可欠です。
Plug and Play JapanのDeeptechプログラムは、清水建設に新規事業テーマの立ち上げやスタートアップとのマッチングを提供し、オープンイノベーションの促進をサポートします。このような取り組みを通じて、清水建設はスマートイノベーションを実現し、業界内外での競争力を強化していくと期待されています。
Plug and Play Japanとは
Plug and Play Japanは、シリコンバレー発のアクセラレーターおよびベンチャーキャピタルであり、国内外の多くの企業や団体とパートナーシップを形成しています。このプログラムでは、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップと大手企業との共創を推進し、業界横断型のアクセラレーターとしてその存在感を高めています。
応募先とお問い合わせ
Plug and Play Japanは、独自のネットワークを活用して大手企業のイノベーション支援を行っています。新たな技術の実装や事業の進展を目的とした各種プログラムに参加希望の企業は、公式サイトからお問い合わせが可能です。
清水建設の参画により、Plug and Play JapanのDeeptechプログラムは一層の成長と発展が期待されます。清水建設がどのように新たな技術を採用し、社会課題解決に向けて取り組んでいくのか、その動向から目が離せません。
会社概要
清水建設株式会社
- - 代表者:取締役社長 井上 和幸
- - 所在地:東京都中央区京橋二丁目16番1号
- - 資本金:743.65億円
- - 事業内容:建築・土木等建設工事の請負
- - 公式サイト:清水建設
Plug and Play Japan株式会社
- - 代表者:代表取締役社長 ヴィンセント・フィリップ
- - 所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
- - 設立:2017年7月14日
- - 公式サイト:Plug and Play Japan