クラシック音楽と最新技術の融合
東京交響楽団が特別に監修するプロジェクト「ポルタメタ」が、バーチャルアーティストの新たなスタートを切ります。このプロジェクトでは、これまでのクラシック音楽の枠を超え、最新のテクノロジーと融合させた新たなアーティストの登場を目指しています。
2024年12月2日より開催されるヴァイオリニストオーディションは、性別や国籍、年齢にかかわらず、多様な才能を募集します。参加者は、自らの演奏技術や音楽表現を発揮し、幅広い世代にクラシック音楽の楽しさを伝えることが求められます。応募は公式サイトを通じて受け付け、みなさんの情熱ある演奏をお待ちしています。
プロジェクトの背景
「ポルタメタ」は、コロナ禍における音楽界の試行錯誤から生まれたプロジェクトです。ドワンゴとKADOKAWAは、2020年からニコニコ生放送で行われた無観客コンサートを皮切りに、クラシック音楽の新たな形を模索してきました。その結果、誕生したのがこのバーチャルアーティストです。
初代アーティストとして選ばれたピアニスト「潤音ノクト」は、リアルタイムで演奏する技術を駆使した活動を展開し、東京交響楽団との共演を果たすなど、成功を収めています。このように、プロジェクトは音楽の新たな在り方を提供し、さらなるファン層の拡大を目指しています。
オーディションの詳細
新たに募集されるヴァイオリニストは、様々な活動を通じて、クラシック音楽の魅力を世界中に届ける役割を担います。
応募条件
- - 年齢、性別、国籍は不問
- - 演奏や配信活動の経験がない方も歓迎
- - 日本語でのコミュニケーションが可能な方
- - 自身の音楽を広めたいという熱意を持つ方
選考は2024年12月2日から2025年1月13日まで行われます。審査には東京交響楽団の正指揮者原田慶太楼氏をはじめ、注目のヴァイオリニスト小林壱成氏も参加します。
コメント
原田慶太楼氏は、「『ポルタメタ』は音楽の歴史を変えるプロジェクトであり、多くの才能にチャンスを与えます。この経験を通して素晴らしいアーティストが育成されることを期待しています」と述べています。
また、小林壱成氏も、「クラシック音楽は格式のあるものだけでなく、誰もが楽しめるものであり、ボーダーレスに広がっていくべきです。多様な音楽志向を持つ方々の応募を心待ちにしています」と期待を寄せています。
未来への期待
「ポルタメタ」は、クラシック音楽の未来を切り開く重要な一歩です。興味のある方はぜひ応募し、この革新的なプロジェクトの一部となりましょう。音楽の力を通じて、世界に感動を届ける瞬間に立ち会えるかもしれません。
公式サイトやSNSでの情報確認をお忘れなく!