幕末の新刊発刊
2025-09-26 15:24:31

幕末維新史の全貌を描く新刊『全国諸藩編』の発刊

新刊『幕末維新史への招待 全国諸藩編』の魅力



2025年9月25日、神田外語大学の町田明広教授が編集した新刊『幕末維新史への招待 全国諸藩編』が山川出版社より刊行されます。この書籍は、幕末維新史への理解を深めるための貴重な資料となることでしょう。

幕末の政治変革を立体的に解明



本書は「幕末維新史への招待」シリーズの第3弾であり、幕末維新期における朝廷・幕府・諸藩の複雑な関係を探ります。特に、全国19藩の独自の動向に焦点を当て、これまであまり知られていなかった各藩の葛藤や意思決定の背景を明らかにすることで、幕末の政治史を立体的に描き出しています。

本書の編者である町田明広教授は、日本近現代史の専門家であり、神田外語大学の附属日本研究所所長としても活動しています。彼の編集によって、幕末を語るための新たな視点が提供されています。この地域に根差したアプローチは、国際関係を探る最近の著作『国際関係編』ともつながり、読者に多角的な視野を与えてくれることでしょう。

目次から見る内容の深さ



本書は、幕末前史から始まり、親藩・譜代大名編、西南雄藩編、東北諸藩編と、19藩の詳細な動向を取り扱います。

  • - 序章では、朝廷と幕府、諸藩との関係を概観し、幕末前史について詳しい解説がなされています。
  • - 第1部では、主に親藩・譜代大名の動向を分析し、例えば水戸藩や会津藩がどう政治に関わったのかを検討します。
  • - 第2部では、西南雄藩が新政府においてどのように変化したか、その影響を探ります。
  • - 第3部では、東北諸藩の思惑と動きが詳述されています。

これらの章を通じて、多様な視点から幕末の政治史を読み解くことができます。

教育現場にも新たな知見を



この本は、研究者だけでなく、教育現場や一般読者にとっても有益です。幕末や維新期の複雑な状況を掘り下げることで、歴史の真実や多面的な思考を育む手助けとなることを目指しています。新しい知見を得ることができるこの書籍は、歴史を学ぶすべての人に手に取ってもらいたい一冊です。

町田教授の言葉



町田教授は本書の編集にあたり、「幕末維新期の政治史を解読するためには、各藩の視点が欠かせない」と強調しています。各藩がどのように中央政府に影響を与えたのか、またその反応がどのように政治情勢を動かしたのかを考察することで、幕末維新史全体の理解を深めることができると述べています。

まとめ



『幕末維新史への招待 全国諸藩編』は、幕末維新史を新たに掘り下げるための貴重な資料です。編集者・執筆者たちの熱意が詰まったこの書籍を通して、読者は歴史の真実をより深く理解することでしょう。2025年のリリースをお楽しみに!

書籍情報


  • - 書名:『幕末維新史への招待 全国諸藩編』
  • - 編集:町田明広教授
  • - 発行:山川出版社
  • - 体裁:四六判・272ページ
  • - 価格:本体1980円(税込)
  • - 発売日:2025年9月25日(木)
  • - ISBN:978-4-634-15253-3

購入は全国書店にて。ぜひ手に取って、幕末の深い世界に触れてみてください。


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会社情報

会社名
学校法人佐野学園
住所
東京都千代田区内神田2-13-9神田外語本部ビル6階
電話番号
03-3258-5837

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