アイエスエフネットがPRIDE指標2025でゴールド受賞
株式会社アイエスエフネットは、2025年11月14日に行われた「work with Pride 2025」カンファレンスで、職場におけるLGBTQIAへの取り組み評価「PRIDE指標2025」で6年連続の最高評価である「ゴールド」を獲得したことを発表しました。この評価は、同社が長年にわたり実施してきた多様な人材の雇用や働きやすい環境づくりに対する評価を反映しています。
PRIDE指標とは?
「PRIDE指標」は2016年に設立された「work with Pride」が策定した、日本初のLGBTQIAを対象とした職場の評価指標です。評価は、企業がどれだけLGBTQIAのスタッフのために取り組んでいるかを示します。2017年からは評価項目が細分化され、より具体的に企業の取り組みが評価されるようになりました。2021年には新しく「レインボー」認定が追加され、MPOなどとの協働を促進する企業が評価されています。
ダイバーイン雇用への取り組み
アイエスエフネットは創業以来、「ダイバーイン雇用」に注力しています。この取り組みは、特にLGBTQIAの方々を含む就労が難しい方々が安心して働ける環境を創出することに目的を置いています。同社では、個人情報の管理を徹底し、当事者が働きやすい職場環境を心掛けています。
また、アイエスエフネットは、ダイバーイン雇用の理念に基づき、今後もさらなる雇用機会の創出や職場環境の改善を目指し、制度やサポート体制の見直しを行い、啓発活動にも力を入れています。
アイエスエフネットの具体的な取り組み
- - ワーキングネーム制度の導入
- - 採用時の性別重視を排除
- - 自認する性別に合ったトイレ利用を推奨
- - ダイバーイン雇用委員会の設立
- - 正しい知識の普及を目的とした教育・研修
- - 社内啓発イベントとして「ダイバーインweek」の実施
こうした取り組みが、アイエスエフネットの主要な優位性となっており、PRIDE指標において6年連続のゴールドを受賞した要因とされています。
アイエスエフネットの今後の展望
アイエスエフネットは「だれもが働きやすい社会」を実現するために、持続的な支援や新たな価値創造を目指しています。国や自治体、学術機関、NPO/NGOなどとも連携を取り、より幅広い社会的取り組みを進めていく予定です。
企業情報
株式会社アイエスエフネットは、クラウドやサーバー、ネットワークセキュリティに特化したITインフラ企業で、約2,300人のエンジニアが勤務しています。国内14拠点に加え、中国、韓国、シンガポールにも拠点を設け、「人財育成」を企業ブランドとして強化しています。これからも多様な人材の雇用を支援し、互いに尊重し合える企業文化の形成を目指します。