岡山大学が実施した業務体験会でD&Iの重要性を体験する

岡山大学がD&Iデイズにて業務体験会を実施

2024年11月29日、国立大学法人岡山大学は、D&Iデイズの一環として「グッドジョブセンター業務体験会」を開催しました。このイベントは、ダイバーシティとインクルージョンの重要性を教育し、体験することを目的としており、特に障がいのあるスタッフとの協働を通じてその意義を強調しています。

当日は、岡山大学のシンボルであるいちょう並木の清掃作業を行いました。作業には、那須保友学長や三村由香里理事、袖山禎之理事を含む教職員や学生、計23名が参加。参加者たちは、グッドジョブセンターのメンバーと共に清掃作業に取り組みました。

いちょう並木の落葉清掃を通じて

作業は、まずいちょう並木の現状を確認することから始まりました。参加者全員がブロワーや掃除道具を持ち、落葉を効率的に清掃していきます。作業中、那須学長は他のメンバーと共にブロワーを使用し、笑顔で活動を盛り上げていました。共同作業を通じて、参加者はともに働く喜びや達成感を感じることができました。

このような取り組みは、岡山大学の特色ある研究大学としての役割を果たすものです。D&Iの価値を実感できる貴重な機会として、多くの学生や教職員にとって意義深い経験となりました。

D&Iを考える重要性

D&I（ダイバーシティ＆インクルージョン）とは、多様性を受け入れ、その価値を尊重することを意味します。特に、障がいのあるスタッフと共に活動することは、彼らの能力を最大限に引き出し、社会全体がより良くなることに貢献します。清掃作業を通じて、参加者は障がいのあるスタッフとの交流を深め、多様な視点を持つことが如何に重要であるかを学びました。

また、岡山大学は、地域中核の研究大学として、これからも様々なD&Iに関する活動を展開していく方針です。学生や教職員が一体となって、この取り組みに参与することで、地域社会全体の意識向上にも寄与することが期待されています。