花の未来を切り拓く!JFTD花キューピット2026コンテスト閉幕
2026年4月22日から23日まで、石川県金沢市の産業展示館4号館にて、一般社団法人JFTD主催の「JFTD花キューピット2026フラワーデザインコンテストinいしかわ」が開催されました。「花の魅力を世界へ」をテーマに、日本各地から厳選された80名のフローリストたちが集結しました。
この2日間のコンテストでは、「2026ジャパンカップ」と「グランドチャンピオン選手権」の2つの競技が行われました。両イベントにおいて、優れたフローリストたちの技術と創造性が光り、日本のフラワーデザインの未来を感じさせる素晴らしい作品が展示されました。
ジャパンカップの栄冠を掴んだ久保田一輝さん
2026ジャパンカップの優勝を手にしたのは、静岡県三島市のフローリスト、久保田一輝さん(花屋歴6年)です。彼は、卓越したセンスと技術を駆使し、「光を灯す花ストーリー」をテーマにした展示競技で圧倒的なパフォーマンスを見せました。最終競技となる「ザ・ファイナル」では、与えられたテーマ「移動できるテーブルディスプレイ」に挑み、多様な花材を使用して見事な作品を作り上げました。
競技では、レンギョウやオクラレルカ、地元産のフリージア「エアリーフローラ」を使用。限られた時間内で、各フローリストがどのように個々のスタイルを表現するのかが見どころとなりました。結果として、久保田さんが総合得点で首位に立ち、初の栄冠を手にしました。
グランドチャンピオン選手権での日坂明広さんの活躍
「グランドチャンピオン選手権」では、過去8回のジャパンカップで数々の栄光を手にした日坂明広さん(兵庫県加古川市)が優勝しました。彼は、国際大会への代表選手を選抜するためのべストパフォーマンスを見せました。
日坂さんは、「風花(かざはな)」をテーマにしたデザイナーズチョイスや、観客の前で行うハンドタイド・ブーケ、予想外のテーマでのサプライズ・ディスプレイなど、3つの種目でその技術を披露しました。特に観客の目の前で瞬時に作品を作り上げる公開競技では、彼の独自の感性と技術が際立ちました。優勝が決まった瞬間、会場は感動の拍手で包まれました。
小学生向けイベントや高校生による競技
コンテストの間、小学生向けの「花キューピットジュニアカップ」や、高校生による即興の「高校生花いけバトル」も開催され、多彩なフラワーデザインが展示されました。ジュニアカップでは、全国から小学生たちが参加し、花の魅力を体験。優勝者の讃井栄介君は、自身の3人兄弟をモチーフにした作品で高評価を得ました。彼は、「とても嬉しかったです!」と語りました。
開催された物産展と未来への展望
会場では、地元北陸の物産展も行われ、訪れた多くの人々が花と地域の魅力を楽しみました。2026年のコンテストは、花の重要性とその産業の未来を考えさせる機会となり、さらなる花文化の発展に向けた大きな一歩となりました。
次回の「JFTD花キューピットフラワーデザインコンテスト」は、2027年に神奈川県横浜市での開催が予定されています。来年は国際園芸博覧会も控えており、花の魅力をさらに広げる機会となることでしょう。
このコンテストを通して、日本のフローリストたちがさらに成長し、国際的な舞台での活躍を期待したいです。