新しい分析プロジェクト
2025-06-11 11:26:21

電通デジタルとLINEヤフーが新データ分析プロジェクト「SynWA project」を始動

新時代のデータ分析を実現する「SynWA project」



株式会社電通デジタルとLINEヤフー株式会社は、共に新しいデータ分析のプロジェクト「SynWA project」を発足しました。このプロジェクトは、電通が保有する様々なデータと、LINEヤフーが持つビッグデータを活用し、企業のマーケティング活動をより効果的に支援することを目的としています。

近年、オンラインでの消費行動が多様化している我々の生活において、マーケティング担当者には顧客インサイトをリアルタイムで把握する必要が増加しています。このニーズに応えるため、電通デジタルと電通は過去数年にわたってデータ統合および分析の取り組みを進めてきました。特に、旧ヤフーとの共同プロジェクト「HAKONIWA」や、旧LINEとの「LINE DATA SOLUTION」が代表例です。

「SynWA project」では、以前のプロジェクトでのノウハウを受け継ぎ、現在のLINEヤフーのデータから分析結果を導き出します。この結果は、テレビ視聴データやアンケート結果など、電通が持つ各種のデータと連携し、さらに企業が管理するファーストパーティデータと組み合わせて利用されます。この取り組みにより、より精緻な顧客分析が可能になり、企業はマーケティング戦略を立案し、効果的な広告配信を実現できます。

また、プロジェクト名の「SynWA」には、「Sync(同期)」や「Synergy(相乗効果)」という意味が込められています。これにより、データの連携を強化し、3社によるマーケティング知識の交流を促進します。

このプロジェクトの発表は、電通が進める次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」にも大きく寄与するものとされています。データインフラの基盤を強化することで、企業のマーケティング活動がより効果的になるという期待も寄せられています。

また、電通デジタルは、これまでに蓄積したデータクリーンルームでの分析実績を活用し、データドリブンなアプローチをさらに発展させる考えです。これにより、広告効果測定やターゲティングの最適化、顧客インサイトの分析といった企業ニーズに柔軟に対応していく姿勢を示しています。

「SynWA project」に関する詳細については、今後の展開に注目が集まりますが、企業のマーケティング活動に新たな風をもたらすことを期待されているこのプロジェクトは、業界における標準的な存在となっていく可能性を秘めています。データ活用の新たな時代を切り開く「SynWA project」に、今後も期待が寄せられています。

引き続き、電通デジタルとLINEヤフーの連携による新しい価値創造に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社電通デジタル
住所
東京都港区東新橋1-8-1
電話番号
03-6217-6036

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。