業界初!ブロックチェーンを活用した採用支援ツール『FOLLY(フォリー)』が登場
2018年12月20日、株式会社アートリガー(本社:東京都港区北青山)が業界初となるブロックチェーン技術を活用した採用支援ツール『FOLLY(フォリー)』をサービスとして開始しました。このツールは、専門的なスキルを持つクリエイターと新たなアイディアや視点を求める企業とを結ぶためのビジネスマッチングサービスです。
『FOLLY』の登場背景
昨今、日本は労働環境の大きな変化や少子高齢化による人材不足という深刻な問題に直面しています。そのため「働き方改革」が企業や自治体で注目され、多様な変化への迅速な対応が必要とされています。そこで、『FOLLY』はクリエイティブ領域に特化した採用支援ツールとして登場しました。
独自の技術と特長
『FOLLY』が業界初とされる理由は、数々の革新的な機能にあります。まず、HR業界で初めてブロックチェーンを用いた具体的なユースケースを実現しました。従来のプロフィールベースから、アウトプット(成果物)に注目したポートフォリオ重視の環境に移行するために、ブロックチェーン技術が活用されています。この技術により、ユーザーの知的創作物を安全に管理できるようになります。
また、クリエイターがポートフォリオを閲覧されたり、話をしたり、実際に会ったりする際にリワード(報酬)が発生する仕組みが整えられています。これは、現代企業が求めるクリエイター像の変化と関連しており、クリエイターにとっても非常に利便性が高い仕組みと言えるでしょう。
ユーザーへの価値と使い方
クリエイターにとっての利点
- - 無料で簡単にポートフォリオ作成: 登録も無料で、ポートフォリオの作成や編集が簡単に行えます。
- - 本人確認機能: 安全な環境で有料プランを利用できるため、安心です。
- - 匿名使用: 企業とのチャットを始めるまでは匿名での利用ができるため、プライバシーも保護されます。
- - ビジネスマッチングの向上: サービス通貨「WOW!」を獲得することで、打ち合わせ内容の向上が図れます。
- - ポイントの使い道: 貯まった「WOW!」はAmazonギフト券と交換することも可能です。
企業にとっての利点
- - 充実したポートフォリオ: 視覚だけでなく、テキスト情報も豊富で、デザインやクリエイティブに詳しくない担当者でも利用しやすくなっています。
- - 信頼性の高いクリエイターの確保: 本人確認機能によって、安心してミドルクラス以上のクリエイターを選ぶことができます。
- - 見通しの良い価格設計: マッチングの見通しが立てやすく、法人でも利用しやすい設計です。
- - コスト削減: 優秀なクリエイターを採用するためのコストを抑えることが可能です。
会社の理念と未来への展望
株式会社アートリガーは、2015年に設立され、さまざまな業界でブリッジ役となるクリエイターを支援することを目指しています。代表取締役の堺谷円香さんは、「日本は素晴らしいコンテンツを創造できる国ですが、それを支える環境にはまだまだ改善の余地がある」と語っており、今後もサービスの最適化を進めていく意向を示しています。
まとめ
新たに登場した『FOLLY(フォリー)』は、ブロックチェーン技術を駆使した革新的な採用支援ツールとして、クリエイターと企業の新たな繋がりを実現することを目指しています。今後の活用事例やサービスの進展に期待が寄せられています。