JBCCグループ、人的資本経営品質2024 シルバー賞受賞
JBCCホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、社長:東上 征司)が、2024年度の人的資本調査において人的資本経営品質2024シルバー賞を受賞しました。この調査は、金融商品取引法による人的資本情報開示の義務化を背景に始まり、2022年から実施されています。調査は国内最大規模で、企業や団体の人的資本経営および開示に関する取り組み状況を評価し、優れた企業を認定するものです。
2024年の調査には206社が参加し、アンケート結果は詳細に分析されました。認定された企業は、高い水準での人的資本経営と情報の開示が評価され、今回は17社がゴールド賞、20社がシルバー賞を受賞しました。JBCCグループは、「企業文化への定着のための取り組み」「多様な人材が活躍できる仕組み」「比較可能性のある人的資本開示への対応」などの評価を受けています。
JBCCグループの具体的な取り組み
企業文化への定着のための取り組み
JBCCグループでは、全社員参加のミーティングや、各社各層ごとの少人数によるラウンドテーブルを実施しています。これにより、双方向のコミュニケーションが促進され、全社員が企業文化を共有しやすくなっています。
特に注目すべきは、新年度キックオフミーティングで社長の生成AIアバターを採用したことです。社長とAIアバターがリアルタイムで対話し、方針や重点施策を全社員に説明することで、最新の技術を活用した新たなコミュニケーションスタイルを確立しています。
多様な人材が活躍できる仕組み
JBCCグループは、成果主義の導入やフレックス制度、リモートワーク、短時間・短日数勤務といった多様な働き方を実現しています。特にコアタイムのないフレックス制度により、社員は自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶことができるのです。また、定年の撤廃やシニア社員の活用、複業の推進も行っており、多様な人材が最大限に能力を発揮できるよう支援しています。
詳細な働き方については、「Style J」として特設ページを設け、社員のニーズに応じた情報提供を行っています。
比較可能性のある人的資本開示への対応
人的資本情報の開示に関して、JBCCグループではホームページや2024年発行予定の「統合報告書」において、人的資本情報の推移を見える化しています。この透明性のある開示は、他の企業や投資家に対しても信頼性の高い情報提供となり、市場での企業価値向上に寄与しています。
今後の展望
JBCCグループは「創り出そう、躍動する社会を。挑戦しよう、技術とともに。」というビジョンのもと、多様な能力を持つ社員の個性を活かす取り組みを更に進めていきます。2024年度には人的資本経営コンソーシアムへ参画し、事業戦略に基づく人材戦略を実践していく方針です。
また、2024年度には25億円の人材投資を計画しており、過去3年の実績に対して1.5倍の投資額を確保しています。この投資は、社員のさらなるスキル強化や処遇改善に向けてのものです。
JBCCグループは今後も人的資本経営に対する積極的な取り組みを継続し、企業価値の向上を目指していくでしょう。
【主催者】
- - 一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム
- - HR総研(ProFuture株式会社)
- - MS&ADインターリスク総研株式会社
- - 一般社団法人人的資本と企業価値向上研究会
【調査実施期間】
2024年8月27日~12月13日
【参加数】
申し込み総数:389社、期限内回答数:206社
公式サイトでは詳細な情報が公開されています。これからのJBCCグループの展開に注目です。