新たに始まる『年に1度の睡眠診断運動』
企業や団体の健康経営をサポートする新たな取り組みとして、『年に1度の睡眠診断運動』の参加募集が始まりました。コロナ禍で生活環境が大きく変わった今、社員の健康管理の重要性はより一層高まっています。この運動は、睡眠をテーマにした取り組みです。日常生活の中で、自分の睡眠状態を意識することは少なく、特に年齢や環境の変化に伴い、睡眠の質が低下していることが懸念されています。
睡眠への意識を高める機会
本運動は、社員が自分の睡眠を定期的に測定し、その結果を企業内で比較する機会を提供します。これにより、普段あまり意識されていない「自分の睡眠」に目を向けるきっかけを提供し、健康を維持するための行動変容を促進することを目指しています。
運動は、毎年の健康診断に似た形で、睡眠を意識する一つの機会です。9月3日の「睡眠の日」に合わせて、参加企業や団体の従業員が自らの睡眠を見つめ直します。2021年のテスト運用では、参加者が自分の睡眠について改めて考えるようになり、改善行動を起こす効果も確認されています。
運動の詳細
実施期間と内容
- - 運動日程:2022年11月14日~12月16日
- - 実施内容:
- 専用アプリを用いて、参加者は任意の2週間の睡眠を測定します。
- 終了後も、契約期間内にアプリを使って他参加者の睡眠と比較できます。
- 参加企業には、従業員の睡眠の平均データをまとめた報告書が提供されます。
- オリジナルのロゴやキャラクターも用意されています。
参加対象および申し込みについて
本運動の参加は企業や団体全体が対象ですが、部門単位での申し込みも可能です。参加費用については企業の状況に応じて異なるため、お問い合わせが必要です。募集は2022年9月2日から10月14日まで行われます。
睡眠の重要性
睡眠は心身の健康にとって非常に重要です。過去のテスト運用では、参加者のうち54.7%が自身の睡眠に対する意識が変わったと報告しており、具体的な改善行動を取り組むようになった人も多くいます。
また、調査結果からは年齢が上がるにつれ睡眠時間が減少している傾向が見られ、特にコロナ禍では睡眠の質が低下していることも示されています。
まとめ
『年に1度の睡眠診断運動』は、社員が健康管理を意識しやすくし、企業としての健康経営の一環をさらに強化するための大切な機会となります。この運動に参加し、自身および全体の睡眠状態を把握し改善を図ることが、健やかな職場作りには不可欠です。詳細は公式サイトを参照し、ぜひこの機会に参加をご検討ください。