革新的な服薬指導支援
2025-09-24 11:16:21

AI薬歴作成サービス「corte」が服薬指導の改革を促進

AI薬歴作成サービス「corte」とは



AI薬歴作成支援サービス「corte」は、薬剤師と患者の対話を音声認識し、SOAP形式で薬歴を自動生成する日本初のサービスです。昨今、医療現場における薬剤師の役割は、単なる調剤から患者とのコミュニケーションへとシフトしており、この「corte」は、その重要な一翼を担う存在となっています。

新機能「服薬採点機能」の導入



株式会社corteは、株式会社ソラミチシステムや日本調剤株式会社、和歌山県立医科大学の岡田浩教授との共同開発により、「corte」に服薬指導内容を多角的に評価する「服薬採点機能」を追加しました。この機能は、薬剤師が行う服薬指導の質を客観的に評価し、今まで以上に充実したコミュニケーションを患者と形成する手助けをします。また、この新機能はすでに特許出願も行われており、今後の展開に期待が寄せられています。

サービス開発の背景



薬局は地域医療の中核を担う重要な存在であり、その質の向上が求められています。薬剤師は患者との接点を持つ数少ない専門職であり、服薬指導の質向上は極めて重要です。新機能では日本調剤社が培ったノウハウと岡田教授の研究成果を組み合わせ、服薬指導を数値化し評価します。これにより、指導内容や患者へのアプローチを明確にし、質を向上させることが狙いです。

期待される効果



この「服薬採点機能」により、効率的なフィードバックが得られることで、薬剤師の指導がより的確に行えると期待されています。また、適切な指導がなされることで、患者の満足度や来店頻度向上にも影響が及ぶと見られています。さらには、服薬指導を基にした人事評価も可能になるため、薬剤師個々の成長を促進します。

薬剤師の課題と解決策



近年、診療報酬改定により、薬局業務の焦点が「対物業務」から「対人業務」へと移行しています。しかし、多くの薬剤師が服薬指導に関する客観的なフィードバックを得にくい状況を抱えています。これに対応するため、「corte」の新機能では、AI技術を活用し、服薬指導のプロセスを記録しスコア化します。このプロセスにより、薬剤師は自分の指導を見つめ直し、改善点を発見することができます。

共同開発者に関する情報



この画期的な機能の開発には、様々な専門家の知見が集結しています。日本調剤株式会社は1980年の創業以来、質の高い医療を提供するため、調剤薬局の役割を追求する企業です。また、和歌山県立医科大学の岡田教授は、薬剤師による対人支援の重要性を研究しており、その見識が今回の開発に活かされています。

今後の展望



2026年春には、ソラミチ社の「CARADA 電子薬歴」にも「服薬採点機能」が搭載される予定です。これにより、医療現場における薬剤師の質的向上が期待され、地域医療全体にプラスの影響を与えることができるでしょう。

これらの情報を基に、株式会社corteは「薬局から、日本を元気に!」という理念のもと、今後も革新的なサービスを展開し、医療現場を支えていく所存です。今後の動きにも注目が集まります。

お問い合わせ



株式会社corteは、今後さらに多くの薬局での導入を進めていく予定です。また、詳細については公式サイトを訪れるか、問い合わせ先までご連絡ください。

公式サイト: corte


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会社情報

会社名
株式会社corte
住所
東京都台東区浅草一丁目13番5号井門浅草すしや通りビル4階-4
電話番号
080-7445-0318

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