コスパ・タイパ意識調査から見える現代人の価値観とは
ネオファースト生命保険株式会社は、2024年8月に実施した意識調査を通じて、現代人がどのようにコストパフォーマンス(コスパ)やタイムパフォーマンス(タイパ)を意識しているのかを探りました。この調査は全国の20~60代の男女3,000名を対象に行われ、特にこれらの概念がどのように生活に影響を与えているかを明らかにしました。
コスパ意識の高まり
調査によると、全体の64.1%が商品やサービスを購入する際にコスパを重視していると回答しました。これは若い世代だけでなく、年齢に関係なく広く浸透している価値観であることを示しています。特に「無駄な支出を減らしたい」と「お金を有効的に使いたい」がコスパを意識する主な理由として挙げられました。
コスパを重視する際のポイントとしては、品質・性能や価格の安さが上位に来ており、「コスパ」が実際の購買時において重要な要素であることが分かります。特に、食品に対する支出が最も多いことが全世代に共通する傾向として見受けられました。年代別に見ると、20代は「ファッション・美容」や「推し活」、30代と40代は「貯蓄」、50代と60代は「旅行」にお金をかける傾向が強いようです。
また、直近1年で増えた支出では「水道光熱費」と「食費」が上位に挙げられ、家計の見直しを定期的に行っていない人が全体の半数以上を占めている状況が浮かび上がりました。さらに、48.0%の人が「お金に関する悩みがある」と答えている一方で、その相談先が見つからないというジレンマを抱えていることが明らかになりました。
タイパ意識の現状
一方で、タイパに関する意識は全体の約3割弱が日常的に感じていると回答しました。特に仕事におけるタイパの意識が高く、効率的に時間を使うことの重要性が感じられています。調査の結果、最も多くタイパを意識している場面は「仕事」であり、次いで「掃除」や「洗濯」などの家庭での活動に広がっています。
タイパを意識する中で得た時間の使い方としては、睡眠や動画視聴が上位に上がり、現代人が大切にしたい時間の確保に関する意識も高まっていることが読み取れました。特に、全世代共通で「睡眠」が重要視されており、生活の質を向上させるための時間の使い方に対する価値観が多様化していることが分かります。
未来へ向けた展望
ネオファースト生命は、「ちょうど、ちゃんと、いい保険。」をコンセプトにし、無理のない保険料での最適な保障を提供し、オンラインでの簡便な手続きにより時間の大切さも重視したサポートを行っています。今後もお客様の心と身体の充実を支える商品やサービスを提供し、コスパとタイパを実現していくことを目指します。この調査から得たデータは、幅広い世代における価値観やニーズを理解し、今後のサービス向上に役立てていく予定です。
コスパやタイパが現代人の生活にどのように影響を与えているのか、今後も注目していきたいところです。