博多ステーションビルで「落とし物クラウドfind」を導入
福岡県福岡市に本社を構える株式会社博多ステーションビルが、東京都中央区の株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」を導入することが発表されました。このサービスにより、博多ステーションビルが運営する「マイング」、「博多1番街」、「博多駅地下街」の三つの施設で、来店者のお忘れ物に関する問い合わせがLINEを通じて24時間対応可能になります。実施予定日は2024年8月1日(木)です。
スムーズなお忘れ物対応が実現
「落とし物クラウドfind」の導入背景には、相当数の忘れ物が毎月発生している現状があります。JR博多駅直結のこれらの商業施設では、月に約300件のお忘れ物が取り扱われており、インフォメーションスタッフや警備スタッフが日々多くの業務を行っています。この業務を効率化し、さらにはお客さまへ迅速にサービスを提供するために、findの導入が決定しました。
新しいサービスでは、従来の問い合わせ方法に加えて、LINE機能を利用することで、利用者は手軽に忘れ物の情報を得ることができるようになります。問い合わせは専用のLINEアカウント(ID:@jrkyushu_find)を通じて行われ、ストレスフリーな体験を提供します。
落とし物管理の効率化
さらに、お忘れ物に関わるスタッフ向けの業務アプリも導入されます。これにより、業務負担が軽減され、スタッフはよりスムーズにお客さまの問い合わせに対応できるようになります。業務の効率化は、遺失物の管理だけでなく、返却率の向上や、警察への連携を取りやすくするなど、多岐にわたって恩恵をもたらします。
期待される効果
博多ステーションビルとしては、この新サービスを通じて、お客さまに対する信頼関係を深め、より良いサービスの提供を目指しています。交通機関を利用する多くの人々が集まる場所で「落とし物」が発生することは避けられませんが、そんな中で利便性と効率性を両立させる仕組みを整えることが、快適な利用者体験を生む鍵と言えるでしょう。
企業概要
博多ステーションビル
find
「落とし物クラウドfind」は、他のサービスとも連携しながら、最新の技術を取り入れて、ますます便利に進化していくことが期待されています。利用者はもちろん、企業にとっても負担軽減や効率向上の面でプラスに働くことが見込まれ、今後の展開から目が離せません。