応募者数が過去最多の「LIP-Learning」プログラム
認定NPO法人Living in Peace(以下LIP)は、東京都中央区に拠点を構える非営利団体で、困難な状況にある人々に対する学びの機会を提供する活動を行っています。その中で、難民向けの日本語学習支援プログラム「LIP-Learning」が2023年2月より第7期を迎えることを発表しました。
今回のプログラムには、昨年度の約90名の応募者の中から選ばれた33名が参加することが決定しました。このプログラムは、2020年から始まり、実績を重ねることで受講希望者が年々増加し、過去最多の応募者を集めるに至りました。これは、教育の大切さや日本語を学ぶ価値が広がってきた証といえるでしょう。
多様なバックグラウンドを持つ受講生
受講生の出身国は多岐にわたり、アフガニスタン、シリア、ウクライナ、コンゴ、ガーナ、ウガンダなど様々です。特に彼らの日本語能力は、入門レベルのN5から中級後半のN2までと幅広いです。中には漢字や文法に苦戦する方も多く、学びに対する熱意が感じられます。
受講生の中には、すでに日本で仕事をしている方や求職中の方もおり、それぞれの目的意識が非常に高いことがインタビューからも伺えました。「全ての会議に出るためにもっと日本語を理解したい」「苦手な敬語を使えるようになりたい」といった声が多数上がりました。
手厚いサポート体制
このプログラムでは、日本語を教える活動に関してNPO法人TIJ思徳会とNPO法人にわとりの会と提携し、受講生のサポートを行っています。受講料はLIPが負担し、受講生への手厚い支援を提供しています。
新たにプログラムが始まる前に行ったオリエンテーションでは、受講生がどう学習を進めるかについて具体的な方針が示されました。参加者たちは真剣な表情で耳を傾け、新たな学びに向けて意気込んでいる姿が印象的でした。LIPは、今後も出席状況を注視し、忙しい時間の合間をぬって学ぶ学生をしっかりサポートしていく方針です。
さらなる未来を見据えて
「LIP-Learning」は、ただ日本語を学ぶだけではなく、受講生が自分の目指す未来に向けた新しい挑戦を支援するプロジェクトです。
このプログラムは、受講生同士のネットワーク構築や日本人との交流を促進するアルムナイイベントも行っており、学びを超えた支援を提供しています。
今後も、LIPの支援を受けて成長する難民の皆さんがそれぞれの目標に向かって進んでいけるよう、学習機会を増やすための活動を続けてまいります。言語の壁を乗り越え、私たちと共に新しい未来を切り開いていきましょう。
LIP-Learningについて
LIP-Learningでは、難民の方々が日本での生活や就労に役立つスキルを習得するための様々な学びの機会を提供しています。プログラムは2019年度からスタートし、受講生の声を反映したプログラム内容により受講者同士の課題提出率や参加率は高く維持されています。
さらに、LIPは「機会の平等を通じた貧困削減」の理念のもと、途上国や難民、国内の子どもたちの支援を行っています。私たちの活動が、1人でも多くの方の未来を明るくできるよう、引き続き尽力します。
詳細はLIP-Learningの
公式サイトをチェックしてください。