アパートメントホテル「Section L」が新たなローカル体験を提供する取り組みを発表

新しい旅の提案：Section Lの「One-Day Map」

アパートメントホテル「Section L」が、街と旅行者との新しい接点を作るための取り組み「One-Day Map」を発表しました。このプロジェクトは、観光名所だけでなく、東京都内の知られざる魅力を紹介することを目的としています。特に、蔵前や新橋のローカルスポットに焦点を当て、宿泊者向けに配布される地図は、訪日外国人旅行者に新しい体験を提供します。

職人の街、蔵前

蔵前エリアは、江戸時代から続く職人の集まる街です。この場所では、レザークラフトや染め物などの手作り品が楽しめ、アートと文化が息づいています。「One-Day Map」では、実際にSection Lのスタッフが訪れたスポットを紹介しており、コーヒー片手に散歩しながら独自の職人技に触れることができます。地元の喫茶店や神社など、観光ガイドには載らない魅力が詰まった場所を訪れることで、訪れた人々は東京の新しい一面に出会うことができるのです。

知恵を与える新橋

新橋は、都心に近い穴場的なスポットが点在するエリアです。仕事の合間に訪れることのできる小さな公園や、静かな寺院、出世階段など、独特の魅力があります。「One-Day Map」では、ここでも地元の雰囲気を感じられるスポットを選りすぐっています。忙しいビジネスマンも帰りに立ち寄れるような、気軽に利用できる施設が魅力です。リラックスしたり、じっくり考え事をしたりするには最適なロケーションです。

インバウンド需要の変化

近年、訪日外国人旅行者の関心が変わってきています。観光地にとどまらず「コト消費」への志向が強まり、よりローカルでユニークな体験を求める声が多くなっています。その背景には、政府観光局が発表したデータがあり、2025年には343万人の外国人旅行者が日本を訪れると予測されています。この流れに乗り、Section Lはローカル体験を通じて新たな価値を創造し、観光名所に偏らないフリーな旅を楽しむ提案をしています。

「One-Day Map」の特徴

「One-Day Map」は、Section Lの宿泊者に配布されるローカルガイドです。徒歩で気軽に巡れるプランが設けられ、地元で愛されるスポットを紹介しています。珍しい経験や新しい発見ができる点が、このマップの大きな魅力です。また、PAPERSKYとの共同制作により、バイリンガル対応で日本の魅力を発信しています。このマップの中には、実際にスポットを訪れた体験が反映されており、その場の「空気」を感じることができます。

未来への展望

今後、Section Lでは「One-Day Map」を他のエリアやホテルでも展開していく計画です。この取り組みは東京の新たな発見を提供し続け、旅行者に対して新たな「街を体験する宿泊」という価値を広げることを目指します。長期滞在型ホテルとして、Section Lはこれからも様々なアプローチで、旅行者に対するローカルな体験を充実させていくことでしょう。地図を片手に、決まった計画のない一日を楽しむ、新しい旅行スタイルを提案し続けていきます。