電子マネー利用動向
2007-04-23 18:51:22

最新の電子マネー利用動向とその期待とは?マクロミル調査結果から分析

株式会社マクロミルが実施した「電子マネーに関する調査」が注目を集めています。本調査では、一都三県に住む15歳から59歳の男女1030名を対象に、電子マネーの利用意向や特徴、今後の要望について深く掘り下げています。

まず、新たに登場予定の電子マネーについての利用意向を調査した結果、セブン-イレブンが提供する「nanaco」が55%の人々に利用したいとの評価を受け、イオンの「WAON」にも43%が期待を寄せています。「nanaco」に関しては、71%が「セブン-イレブンをよく利用するから」と回答し、利便性が最も大きな要因であることが浮き彫りになりました。一方、WAONについては61%が「ポイントがついてお得だから」という理由を挙げています。

次に、電子マネー利用者が重視するポイントについて尋ねたところ、55%の人々が「普段からよく利用する店舗で使える」ことを最も重要視していることがわかりました。続いて、50%が「利用可能な店舗数」、49%が「使い方や仕組みのわかりやすさ」を重視しているという結果になっています。このことから、ユーザーは利便性を強く求めていることが見受けられます。

また、電子マネーを利用する人が1か月にどれくらい利用しているのかを尋ねたところ、平均で5,124円という結果が出ました。さらに性別で分析すると、男性は約5,991円、女性は約3,989円と、男女間で約2,000円の差が生じています。この金額差にどのような要因が影響しているのか、今後の研究が期待されます。

調査の最後では、今後電子マネーに望むことについて尋ねました。最も多かったのは「複数の電子マネーを統一したい」という声が57%を占め、次いで「セキュリティの強化」(54%)や「ポイント・割引など付加サービスの充実」(50%)が続きました。資料の中では、ユーザーが操作の簡便さやセキュリティ面での安心感を求めている姿勢が見えます。

マクロミルは、インターネットを利用した市場調査を行っている企業で、迅速なリサーチを実施しています。今後進化していく電子マネーの環境において、消費者の意向を反映した新サービスの展開が期待されます。電子マネーの利用が広がっていく中で、どのようなサービスが誕生するのか、ますます注目が集まることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社マクロミル
住所
東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー 11F
電話番号
03-6716-0700

トピックス(経済)

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