横浜市とカインズが食品ロス削減を目指す新協定
2025年7月23日、株式会社カインズは神奈川県横浜市と「家庭内での食品ロス削減に向けた調査に関する協定」を締結しました。この協定により、カインズは市民モニターに課題解決のツールを提供し、家庭における食品ロスの実態を調査します。
取り組みの背景
横浜市では、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、家庭から発生する食品ロスの削減を重要施策の一つと位置づけてきました。2023年度の調査によると、家庭からの可燃ごみの約15%が食品ロスとされており、啓発活動だけでは十分な成果が得られないことが課題とされています。
このような状況を受けて、横浜市は具体的な行動を促す新たな施策を模索しており、カインズの提案を歓迎しました。この協定は、「テーマ型共創フロント」の取り組みであり、カインズを含む3社が連携して食品ロス削減に向けた活動を行います。
市民モニターへの商品提供
本取り組みの一環として、カインズは「食品圧縮袋M 4枚入り」と「食品圧縮袋・保存容器用手動ポンプ」を市民モニターに提供。約20名の市民モニターは、これらの商品を使用し、保存方法の変化や不必要な買い物の削減、食材の管理による廃棄物削減といった行動の変化を観察されます。
調査結果は、今後の施策や事業の改善に役立てられる予定です。横浜市としても、自治体と民間企業が協力して食品ロスを削減する調査は全国初の事例となります。
カインズの目指す未来
カインズは、横浜市との協力を通じて、市民がより実践しやすい食品ロス削減の手段を提供し、持続可能なライフスタイルの普及を図ります。「わかりやすく・実践しやすい」食品ロス削減の選択肢を広げ、新たなモデルの創出を目的としています。
商品の詳細
以下に、今回提供されるカインズの商品情報を紹介します。
- - 食品圧縮袋 M 4枚入り: この圧縮袋は、真空保存することで食品の鮮度を保ちながら、かさばらずに保存が可能です。商品ページ: 食品圧縮袋詳細
- - 食品圧縮袋・保存容器用手動ポンプ: 圧縮袋の他、同形状のバルブが付いた保存容器の脱気にも使用できる手動ポンプです。商品ページ: 手動ポンプ詳細
くみまち構想
カインズは「まちのくらしをみんなでDIY。」をテーマに、地域社会の課題に対して店舗が地域の人々と協力する「くみまち構想」を掲げています。この構想では、店舗や従業員が地域のニーズに耳を傾け、さまざまなステークホルダーと連携し、より良い暮らしを実現することを目指しています。
企業情報
株式会社カインズは、全国に258店舗を展開するホームセンターチェーンで、親切心を持った商品提供を信念にしています。お客様との約束である「くらしに、ららら。」を合言葉に、地域の日常を豊かにするために努力を続けています。
詳細な情報はカインズの公式サイトをご覧ください:
カインズ企業サイト