FABRIC TOKYOが「言い値」でオーダースーツ購入を可能にする試みを開始

FABRIC TOKYO、革新の販売方式でオーダースーツを提供

FABRIC TOKYOは「CUSTOM WEAR for ALL」というビジョンのもと、カスタムオーダーのビジネスウェアブランドとして知られています。2025年11月25日から30日までの期間限定で開催される「WHITE FRIDAY 2025」では、国内アパレルブランドとして初めての試みとして、購入者自身が価格を決定できるオーダースーツの販売を行います。この新たな取り組みは、消費者が商品の価値を感じ、自ら価格を決めるという新しい買い物体験を提供します。

「あなたが決める価格」とは？

今年のテーマは「その服の値段、あなたが決めてください」。これは、商品に対する価値を感じた消費者が、その価格を「言い値」で決めることができる販売方式です。購入希望者は、まずSNSで「いいね」を押し、そこから選ばれた15名が、心に響いた価格で商品を手に入れることができます。物価が上昇し、「価格」が注目される中、FABRIC TOKYOは「服の本当の価値」を再評価する良い機会としてこのイベントを位置付けています。

WHITE FRIDAYの理念

「WHITE FRIDAY」というコンセプトは、2018年にFABRIC TOKYOがスタートさせたもので、消費者とともに洋服の価値や消費のあり方を見直す機会を提供します。セールが横行するブラックフライデーとは異なり、サステナブルな観点から「ホワイト」に変えることが目的です。過去には、「購入する前に必要性を考える」といったメッセージ投稿を必須としたECサイトや、商品を工場で受け取る「現地受け取り」の仕組みなど、独自の取り組みを行ってきました。

限定セットアップの詳細

2025年の「WHITE FRIDAY」では、北陸の生地メーカー「KAJIF」と共同開発した独自の3色（銀雫、影葉、澄藍）からなるオーダーセットアップが登場します。この生地は、北陸地域の自然にインスパイアされており、ストレッチ性に優れ、快適な着心地を実現。ビジネスウェアとしての品格も兼ね備えています。

商品の特徴

- 展開アイテム: メンズオーダーセットアップ（軽量スーツ）、ウィメンズオーダーパンツスーツ
- 素材: ポリエステル76%、キュプラ24%で上品な光沢感を実現
- 縫製地: インドネシア
- 色: 銀雫、影葉、澄藍の3色

これらのアイテムは、11月25日から30日までの応募期間中にSNS投稿への「いいね」と応募フォームからの申し込みを通じて、選ばれた15名のみがそれぞれの色を「言い値」で購入することができます。

ブランドの未来へ向けた姿勢

FABRIC TOKYOは、「Lifestyle Design for All」をミッションとして、未来の服を、人生を楽しいものにするために常に挑戦を続けています。今回の試みもその一環で、商品の価値や価格について再考を促す意味を込めて実施されるのです。消費者と共に「服の本当の価値」を見直し、より良い未来へ向けた選択の重要性を強調しています。

詳細は、WHITE FRIDAY 2025 特設サイトをご覧ください。