モダン仏壇 新作「ハバネラ」の魅力
2025年8月、株式会社現代仏壇が業界初となるモダン仏壇「ハバネラ」を現代の住空間に合わせてリニューアルし、新たに発表しました。この新作は、トラディショナルなデザインとモダンな要素を融合させたもので、多くの人々の心を捉えることでしょう。
「ハバネラ」とそのデザイン違いである「メヌエット」は、幅44cm、高さ110cmのコンパクトなサイズに設計されており、マンションのリビングにもスムーズに配置できるように工夫されています。素材には無垢のウォールナットを使用しており、あたたかな木の質感がインテリアにやさしく調和します。そのため、モダン過ぎない落ち着いた雰囲気を求める方にもぴったりです。
モダン仏壇が誕生した背景
1991年に初めて「ハバネラ」が発表された当時、日本では住宅様式が大きく変化していました。和室の減少やフローリングの普及に伴い、従来の仏壇も時代に適応する必要がありました。現代仏壇は、リビングに調和する新しい供養のスタイルを提案し、モダン仏壇の基盤を築きました。その後も、壁掛け仏壇や移動可能なキャスター付き仏壇など、多様な発想の製品が好評を博しています。
原点回帰の理念
近年では、仏壇のシンプル化が進み安価な商品も増えていますが、現代仏壇は「本来の仏壇とは、古くからの日本文化を象徴する存在である」という精神を大切にしています。企業としての使命は、感謝の気持ちを形作る特別なスペースを提供することであり、それが「ハバネラ」や他の製品に込められています。2024年に新たな一歩を踏み出した現代仏壇は、時代に合った品質を追求し続ける姿勢を明確にしています。
商品の特徴
「ハバネラ」は、無垢材の温もりを感じる独特のデザインです。扉は無垢を削った優しい表情を持ち、背板にはリバーシブル機能が搭載されており、利用者の好みに応じてカスタマイズが可能です。また、大容量の引出しが2つあり、収納力も考慮されています。一方で「メヌエット」は、特別に骨壺を安置できるスペースが設けられています。
高品質な制作プロセス
これらの仏壇は、日本の仏壇産地として有名な徳島県の工房によって製作されています。厳選された木材を使用し、組み立てから仕上げまですべての工程が丁寧に行われています。特に「ストレートヒンジ」という新技術を用いた扉の構造は、シンプルでありながら高い技術が求められるため、熟練職人の手によって精巧に作られています。
商品概要
「ハバネラ1100」の価格は495,000円(税込)、サイズはW440×D360×H1100で、重量は約32kg。使用する材料はウォールナットとメープルで、日本製です。購入は全国の現代仏壇販売店やオンラインショップから可能です。
現代仏壇について
現代仏壇は、若い世代にも親しまれるモダンな仏壇のスタイルを提供しており、各地に展開する『ギャラリーメモリア』を通じて、多くの人々に新たな祈り方を伝えています。さまざまな世代へのアプローチを行い、現代の暮らしに寄り添う仏壇の提案を続けることで、日本の文化遺産を保存する役割を果たしています。