フジッコの新たな挑戦:Contentservで商品情報管理の一元化を実現
フジッコ株式会社が、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために、Contentservの導入を決定しました。これにより、商品情報の一元管理とガバナンスの強化を図り、業務効率を飛躍的に向上させます。この取り組みの背景には、フジッコの長年の業務課題とそれに対する新しい解決策がありました。
フジッコのDX推進背景
創業から60年を迎えたフジッコは、昆布と豆を主力商品として、スローガン「おいしさ、けんこう、つぎつぎ、わくわく。」のもと、未来に挑戦し続けています。同社は、事業の効率化と改革を目指して「フジッコDX」を推進。特に「フジッコDX 1.0」では、分散していた商品情報をPIM(商品情報管理)システムによって集約し、業務の効率化を図ることを目指しました。
従来、商品情報は様々なシステムでそれぞれ個別に管理されており、そのために情報の連携がとれずに業務効率が損なわれていました。特に商品企画から販売にかけて、情報の整合性や承認フローの不備が問題となっていました。こうした課題を解決するために、フジッコは新たにDNPと協力し、Contentservを導入することにしました。
Contentservによる業務効率化と可視化
Contentserv PIMの導入によって、フジッコは商品情報を一元化し、各部門間での情報共有を容易にしました。このシステムにより、商品企画から開発、販売に至るまでのプロセスを見える化し、承認フローを整備することができました。これにより、全社的なガバナンスを強化し、業務のスピードアップを実現。
DNPのサポートを受けて、フジッコはゼロベースからのPIM導入を成功させました。ContentservのSaaS型システムは柔軟な実装を可能にし、迅速な対応を支援。これにより、商品開発から顧客対応までの全プロセスの効率化を達成しました。
今後の展開とDXへの期待
フジッコは2025年3月を目標に、PIMを本格稼働させる予定です。このシステムを中心に据えることで、業務のスピードと効率を向上させ、マーケティングや営業部門でも魅力的な商品情報を迅速に提供することを目指しています。今後もDNPとContentservは、フジッコのDX改革支援に注力し、ブランド価値の向上や持続可能な成長を助けていく計画です。
フジッコの取り組みは、DXが単なる流行ではなく、企業の発展に向けた重要なステップであることを示しています。これからもフジッコは、新しい価値創造に挑み続け、さらなる成果を目指すことでしょう。
参考リンク
企業情報
- - フジッコ株式会社: 自然の恵みに感謝し、人々を元気で幸せにする健康創造企業。創業1960年。
- - 大日本印刷株式会社: 1894年設立の印刷業界のリーダーであり、P&Iの強みを活かし新しい価値創出に取り組んでいます。