岡山県真庭市が新たな農業支援の模索へ
2026年7月10日、岡山県真庭市において新たな農業支援のモデルとして、株式会社KANAMSが設立されました。真庭市と株式会社パソナグループをはじめとする11の団体が共同出資したもので、地域の農業を支える体制を整えることを目的としています。
真庭市の背景と課題
真庭市は岡山県の北部に位置し、人口約4万人を擁する広大な面積を持つ自治体です。ここでは、地理的な特性を活かし、様々な果物や野菜、乳製品などが生産されています。しかし一方で、少子高齢化が進む中山間地域では農業の持続的な生産基盤が揺らいでいます。これら地域特有の問題を解決するために、官民連携による株式会社KANAMSの設立が実現しました。
株式会社KANAMSの目的と役割
株式会社KANAMSは、農業を中心とする地域課題の解決を目指し、関係者を「結ぶ」ことで新しい地域価値を共創する存在を目指しています。同社は補助金や交付金制度に基づく活動や、農作業の委託マッチング、地域特産品の販路開拓を行い、持続可能な農業実現へと邁進することが期待されています。
設立記念セレモニーの開催
設立当日にはセレモニーも行われ、多くの関係者が出席しました。代表取締役である伊藤敦哉副市長は「みんなで地域を支え合う仕組みを作ることが大切」と語り、地元の農業を支えるための新しい取り組みに期待を寄せました。また、中川正樹氏も地域産業の発展に寄与する意義を強調しました。
パソナグループとの関係
株式会社KANAMSの設立には、地元のニーズに応えるためのパソナグループのノウハウも大きな役割を果たしています。株式会社パソナグループは2003年から農業分野での雇用創造や人材育成に注力し、真庭市とも緊密に連携を図ってきました。最近では新規就農者向けの研修事業や地域共創プロジェクトを通じて、真庭市の地域資源を活かした多くの取り組みを進めてきました。
今後の展開
今後、株式会社KANAMSは真庭市を基点に岡山県北部の食や地域資源を国内外に発信していく予定です。企業・地域のVolunteerをつのって、持続可能な地域経済の確立に向けた戦略を策定し、地域全体を巻き込むかたちで活動を続けていくことを目指します。また、この新たな地方創生のモデルが全国の自治体へ広がるよう、今後の更なる展開も期待されています。
まとめ
農業を支援し、地域の課題解決を図る新たな一歩を踏み出した株式会社KANAMS。今後の活動に注目が集まります。