奈良原一高展
2024-10-18 13:50:14

奈良原一高の写真展が島根県立美術館にて開催決定

奈良原一高受贈記念展Ⅲの概要



島根県立美術館で開かれる展覧会、受贈記念Ⅲ「奈良原一高 ヴェネツィアの光と闇」が、2024年10月17日から始まります。この展覧会では、日本を代表する写真家・奈良原一高が描き出したヴェネツィアの多彩な光景を展示し、彼の代表作に触れることができます。奈良原は1931年に生まれ、2020年に88年の人生を全うしました。その作品は国際的にも高く評価され、特に戦後日本の写真表現において重要な役割を果たしてきました。

展覧会の詳細



本展覧会は、2020年度に奈良原のご遺族から305点の作品寄贈を受けて始まったプロジェクトの一環です。これまでに行われた2回の展覧会から、さらに奈良原の全775点に及ぶルーツと作品の全体像を堪能できる機会となっています。展示は島根県立美術館のコレクション展示室4で、会期は2025年1月13日まで。この期間中、火曜日と特定の時期を除き、毎日10時から18時30分まで開館しています。入場料金は一般300円、大学生200円、高校生以下無料というリーズナブルな価格設定も魅力です。

美術講座の開催



加えて、2024年11月23日(土・祝)には、当館主任学芸員の蔦谷典子による美術講座も開催されます。講座は14時から始まり、約90分のセッションが予定されています。参加は無料ですが、座席は先着順のため、早めの到着が推奨されます。

展示作品の見どころ



この展覧会では、奈良原一高の三部作、『光の回廊―サン・マルコ』(1981)、『ヴェネツィアの夜』(1985)、『ヴェネツィアの光』(1987)の108点が展示されます。特に『光の回廊―サン・マルコ』では、サン・マルコ広場の美しさが夜の灯りによって引き立てられ、128の回廊が織りなす光の演出が印象的です。夜空に広がる闇と稲妻のコントラストを切り取った『ヴェネツィアの夜』や、カーニヴァルをテーマにした『ヴェネツィアの光』も必見です。これらの作品は、彼の独特な視点で捉えたヴェネツィアの魅力を余すところなく表しています。

参加の呼びかけ



島根県立美術館は、訪れる皆様を心よりお待ちしています。奈良原一高の作品を通じて、ヴェネツィアの光と闇に包まれる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。詳細なスケジュールや作品情報は、公式ウェブサイトでもご確認いただけます。


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会社情報

会社名
島根県
住所
島根県松江市殿町1番地
電話番号
0852-22-5111

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