AlterSkyが新たにドローン事業を展開
2025年7月、愛知県豊田市に本社を置く株式会社AlterSkyが設立されました。以前は、同じく愛知県に本社を持つ株式会社SkyDriveのドローン事業部として運営されていましたが、分社化によって新たなスタートを切ったのです。AlterSkyは、物流ドローンやドローンショーの企画、運航サービスを専門に提供していく方針です。
国内初の常設型ドローンショー
AlterSkyは、星野リゾートトマムにて、2025年12月6日から日本初となるリゾート施設常設型のドローンショーを開催します。このドローンショーは、観光客が一年を通じて楽しむことができる新たなエンターテインメントとして期待されています。
星野リゾートトマムは、北海道の大自然に囲まれたリゾートで、四季を通じて様々なアクティビティが楽しめます。AlterSkyはこのリゾートの魅力を引き立てるため、夜の体験価値を向上させることを目指しています。これにより、訪れる人々が特別な夜を過ごすきっかけになることを望んでいます。
クリスマスをテーマにした第一弾
ドローンショーの初回公演は、クリスマスをテーマにしたもので、500機のドローンが夜空を彩ります。祝祭感あふれるショーでは、トマムのランドマークである「トマム ザ・タワー」や、周囲の自然を象徴するモチーフが登場します。
また、サンタクロースやクリスマスにちなんだデザインが光のアートとして表現され、訪れた人々に忘れられない感動体験を提供します。公演は、12月6日から25日まで週4回実施される予定で、特にクリスマスイブやクリスマス当日は2回公演が行われます。
運営の想い
星野リゾートトマムの総支配人である渡辺巌氏は、「宿泊者にとって夜のアクティビティが大切である」と言います。特にドローンショーは、トマムの澄んだ夜空を利用して新たなエンターテインメントを提供することで、訪れる人々の皆さんにとって特別な場所となるでしょう。また、AlterSkyのCEOである村井宏行氏は、「季節ごとに変化する演出を通じて、リピーターが何度でも訪れたくなる体験を創造する」と述べています。
AlterSkyの今後の展望
AlterSkyは、ドローンの運航のみならず、それを通じた新しい体験を提供することで、リゾート施設の魅力をさらに引き出そうとしています。今後もドローン技術を駆使し、様々なエンターテインメントの可能性を広げていくことでしょう。
ドローンショーは、単なる視覚的な刺激だけでなく、心に残る体験を提供することが期待されています。このような試みにより、AlterSkyは観光業界に新たな風を吹き込む存在として注目されています。日本の観光地が、AlterSkyの手によってどのように進化していくのか、今後が楽しみです。