ゾンビ映画の巨匠 ロメロの遺作『The Living Dead』がついに登場!
映画界に多大な影響を与えたジョージ・A・ロメロ。この偉大な監督が残した遺作小説『The Living Dead』上下巻が、2024年10月23日(水)から全国書店で販売されることが決定しました。この作品は、ロメロの手がけた“ゾンビ映画”というジャンルを一段と深化させたものとも言えます。さらに、U-NEXTでも同日より配信がスタートし、月額会員の方は「読み放題」で楽しむことができます。
ロメロは1970年代に『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『ゾンビ』を通じて、ゾンビ映画の基礎を築きました。彼の生涯は映画業界での革新に満ち、2017年に亡くなるまで数多くの作品を手がけてきました。未完のゾンビ小説を完成させたのは、ダニエル・クラウスです。彼は『シェイプ・オブ・ウォーター』のノベライズで知られる作家で、ロメロの最後の願いを叶え、この壮大な物語を形作りました。
読み進めるほどにゾンビの真実に迫る
『The Living Dead』は、サンディエゴの検視官補とその助手が目の前で動き出す遺体を目撃するシーンから始まります。また、国勢調査局には身元不明の遺体に関する異常なデータが寄せられ、女子高校生やアトランタのテレビ局のプロデューサーも驚愕の事態に直面します。海上の空母オリンピアでも異常が発生し、人々は極限の状況に追い込まれていきます。
この小説が広げるのは、単なるホラーではなく、人々が何故こんなにもゾンビに魅了され続けるのかという問いかけでもあります。作品を通して、ゾンビとの関係性やその存在を考えさせられることになるでしょう。
映像媒体でも楽しもう!
U-NEXTでは、ロメロの名作映画も視聴可能です。1985年の『死霊のえじき』、1968年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、スティーヴン・キングとの共作『クリープショー』など、映画と書籍の両方からロメロの世界観を楽しむことができます。特に、彼の作品はそれぞれが独特の視点から人間の本質を描いており、観る者を惹きつけてやみません。
ジョージ・A・ロメロとダニエル・クラウス
ジョージ・A・ロメロは、映画監督として確固たる地位を築き、ジャンルの枠を超えて尊敬されています。「ゾンビ映画」という新たなカテゴリーを開拓した彼は、未だに多くのファンを持っています。ダニエル・クラウスは、その功績を受け継ぎ、ロメロのビジョンを尊重しながら新たな物語を紡ぎ出しました。彼の作品はホラーだけでなく、深い人間ドラマを描く要素を持っています。
書籍情報
- - 書名:The Living Dead(上下巻)
- - 著者:ジョージ・A・ロメロ&ダニエル・クラウス
- - 訳者:阿部清美
- - 仕様:46判/仮フランス装
- - 上巻:528ページ
- - 下巻:520ページ
- - 発売日:2024年10月23日
- - 税込定価:各3000円(本体3300円)
- - ISBN:上巻(978-4-911106-00-6)、下巻(978-4-911106-02-0)
この機会に、ぜひロメロの最後の物語を手に取ってみてはいかがでしょうか。感動と衝撃の体験があなたを待っています。