京都・嵯峨:尼門跡寺院曇華院の障壁画修復プロジェクトが始動
京都市右京区嵯峨に位置する歴史ある尼門跡寺院、曇華院は、現在、江戸時代中期に制作された障壁画の修復をするためにクラウドファンディングをスタートしました。このプロジェクトは、文化財を未来に残すための重要な一歩です。
曇華院の歴史
曇華院は室町時代に設立された由緒ある寺院で、京都尼五山の一つである通玄寺に根ざす歴史があります。足利義満によって拡張され、開基である智泉聖通尼が隠居した後、曇華院と改称されました。以降、何度も火災による被害を受けましたが、皇族の手によって修復と再建が繰り返されてきました。
障壁画の魅力
曇華院の本堂と書院に存在する障壁画は、狩野派の絵師によって制作された作品です。特に、内陣を守る襖は、中国の故事をテーマにした作品であり、長い歴史を経ながらもその美しさを保ち続けています。しかし、経年劣化は避けられず、現在では多くの亀裂が見られ、その修復が急務となっています。
クラウドファンディングの詳細
このたびのクラウドファンディングでは、曇華院の障壁画修復に必要な資金を集めることを目的としています。631年の歴史を持つこの寺院の文化財を後世に伝えるため、目標金額は250万円です。
修復作業の内容
修復作業は、まずは現状の確認と調査から始まります。その後、障壁画本紙のクリーニングや亀裂の補強、裏打ち紙の交換などが行われる予定です。特に傷みがひどい襖2枚の修復には500万円以上の費用がかかる見込みで、慎重な作業が求められます。
特典のご紹介
支援者には、協力の御礼としてさまざまな特典が準備されています。
- - 特別御朱印:デザインが施された御朱印が贈られます。
- - ストラップやブレスレット:天然石を使った手作りのアイテム。
- - お煎茶席にご招待:特別な煎茶会に参加できる機会も。
- - コンサートの招待:住職が演奏する特別な音楽イベントへの参加権も用意されています。
このような特典を通じて、支援者はこの文化財の修復に携わる実感を得ることができます。
まとめ
曇華院の障壁画の修復プロジェクトは、ただの文化財の保存を超えて、京都の文化を未来に引き継ぐための重要な取り組みです。文化遺産に対する興味を深めたり、地域貢献を考えたりする良い機会です。皆さまからの温かいご支援、心よりお待ちしております。ぜひ、以下のクラウドファンディングサイトをご覧ください。
THE KYOTO Crowdfunding
クラウドファンディングは2026年4月14日まで行われており、支援金額の目標は2,500,000円です。あなたの力で、曇華院の素晴らしい障壁画を未来へ。」,