エナーバンクが「グリーンチケット」の5周年を祝してキャンペーンを実施
株式会社エナーバンクは、環境価値プラットフォーム「グリーンチケット」のサービス開始から5年を迎え、この節目を祝うために特別なキャンペーンを実施します。このキャンペーンでは、FIT非化石証書の調達代行手数料が無料になる特典を提供いたします。
キャンペーンの詳細
この特別なキャンペーンは、2025年の3月から6月までの期間に開催されます。対象となるのは、日本卸電力取引所(JEPX)が2025年5月及び8月に行うオークションにおいて、証書の調達を希望する民間企業、自治体、団体などです。
キャンペーンに参加する際の条件として、原則として証書の調達金額を前払いしていただく必要があります。期間中に申し込むことで、通常の手数料が免除される特典を受けることができます。
「グリーンチケット」とは?
「グリーンチケット」は、エナーバンクが個々の顧客に代わって様々な環境価値証書やクレジットを取得し、提供するサービスです。具体的には、FIT非化石証書、グリーン電力証書、J-クレジットの取り扱いを行っています。特にFIT非化石証書は、顧客がJEPXの非化石価値取引市場で調達されるもので、電力プランを変更することなく実質的に再生可能エネルギー化を実現する手助けをします。これらのオークションは年に4回行われ、トラッキング情報として非化石エネルギーの種類や発電設備の所在地を選ぶことも可能です。
自治体との共同購入プロジェクト
エナーバンクでは、地方の事業者による脱炭素の取り組みを促進するため、自治体と連携した非化石証書の共同購入プロジェクトを実施しています。このプロジェクトにより、地域の事業者はコストを抑えつつ、非化石証書を共同で調達することができる仕組みが整っています。参加者には様々なインセンティブが用意されており、プロジェクト地域に該当する事業所も積極的に参加を検討しています。
実施されている共同プロジェクトには、
- - おたる再エネ共同購入プロジェクト
- - 首都圏再エネ共同購入プロジェクト
- - 長野県非化石証書共同購入プロジェクト
- - 京都府非化石証書共同購入プロジェクト
- - 長崎県非化石証書共同購入プロジェクト
があります。これらのプロジェクトでは、地域全体の脱炭素化へ向けた取り組みが進められています。
民間企業との連携事例
エナーバンクは、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社の2023年度および2024年度非化石証書購入支援を行っています。その結果、同社は国内のすべての拠点で使用する約95万kWhの電力が実質的に100%再生可能エネルギー由来となり、約413トンのCO₂排出削減を達成しました。「グリーンチケット」は、企業が簡単に非化石証書を取得し、その環境価値を活用するための仕組みを提供しています。
今後とも、エナーバンクは企業の脱炭素化を支援し、環境価値取引の拡大を通じて持続可能な社会の構築に貢献していく所存です。
無料ウェブセミナーのご案内
キャンペーンの開催にあたり、エナーバンクは「FIT非化石証書の購入トレンドと調達代行手数料無料キャンペーン」について解説する無料オンラインセミナーを4月24日(木)12:10から12:30まで開催します。最新の市場動向や証書購入のポイントを短時間で学ぶチャンスですので、ぜひご参加ください。
参加申し込みは、
こちらのリンクから可能です。