毎週木曜日に西国分寺駅でフードドライブ
JR中央線コミュニティデザインと国分寺市社会福祉協議会は、社会問題となっている食品ロスの削減と食料支援を推進するため、JR中央線西国分寺駅にてフードドライブを定期的に開催することを発表しました。この取り組みは、2024年11月7日から毎週木曜日に実施されます。
フードドライブの概要
開催日は毎週木曜日で、始発から終電までの間に、駅改札窓口で不要な食品の受け取りを行います。家庭で使いきれない食品を地域の皆さんから募集し、それらを国分寺市社会福祉協議会を通じて、必要としている家庭や福祉施設、団体などに届けることで、無駄な食品を減らし、同時に支援を必要とする方々を助けることが目的です。
寄付を受け付ける食品について
フードドライブでは、常温で保存でき、未開封かつ賞味期限が1か月以上残っている食品が募集対象となります。具体的には、米、缶詰、乾物、調味料、レトルト食品、インスタント食品、飲料(お茶や野菜ジュース)、お菓子などが適しています。しかし、アルコール類や冷凍食品、2年以上の古米などは禁止されていますので、寄付する際は注意が必要です。
地域の暮らしを支える継続的な取り組み
JR中央線コミュニティデザインでは、地域の生活を「食」で支えるために、2022年から中央線各駅でフードドライブを実施してきました。この活動は一時的なイベントではなく、持続可能な食品支援を実現するために定期的に行われるものです。
食品ロス問題は、年間472万トンにも及び、その処理にかかる費用は2兆1,519億円に達します。さらに、廃棄された食品の約半分が家庭から出ているというデータもあります。本来食べられるはずの食品が捨てられる一方で、世界の9人に1人が栄養不足で苦しんでいる状況が続いています。
SDGsへの貢献
このフードドライブは、持続可能な開発目標(SDGs)の一環として位置づけられており、とりわけ「飢餓をゼロに」という目標への貢献も目指しています。地域の皆さんと協力しながら、この取り組みを進めることで、食の社会的課題に立ち向かっていきます。地域の皆さんもぜひ、家庭で使いきれない食品があれば、JR西国分寺駅のフードドライブにご協力いただけますようお願い申し上げます。
まとめ
フードドライブは、食品ロスの削減と社会福祉の推進を目指す重要な活動です。地域の皆さんが積極的に参加し、共に支え合うことで、持続可能な社会を作り上げていくことができるでしょう。ぜひ、毎週木曜日に西国分寺駅を訪れて、この取り組みにご参加ください。みんなで未来を変えていきましょう!