株式会社ファンくるとbottoが業務提携を発表
株式会社ファンくる(本社:東京都千代田区)と株式会社botto(本社:福岡県福岡市中央区)が業務提携を開始しました。この提携は、特に飲食事業者の経営支援を目的としており、両社が持つ独自の分析技術とデータに基づく改善メソッドを融合することで、飲食業界の革新を目指します。
提携の背景と目的
ファンくるは、顧客の声を独自の特許技術で分析し、飲食店の運営や商品開発を支援してきました。一方、bottoは、飲食店の現場の状態や課題を日報を通して一元管理するプラットフォームを提供しています。この2社が提携することで、顧客満足度や現場改善策をより効率的に実行に移せる体制を整えていくことが狙いです。
提携内容
本提携の主なポイントは以下の通りです:
1.
現場改善メソッドとデータ統合
ファンくるの「Fancrew CR」と「Fancrew MR」で収集した顧客データと、bottoの従業員による日報データを統合します。これにより、店舗の現場活動の可視化を進め、本部や店長が確実な改善策を実施できる環境を構築します。
2.
ビッグデータ解析による改善策の最適化
現場で実施された施策とその結果を蓄積し、ビッグデータを用いて課題と改善策を一貫して分析します。この仕組みにより、店長が日々の改善活動に集中できる環境を整備し、店舗の価値向上を目指します。
今後の展望
ファンくるとbottoは、今後も飲食業者の事業価値向上のために新しいサービスの開発を進めていく考えです。顧客の声を最大限に活用し、現場の声とデータを連携させながら、飲食店の経営改善の支援を行います。
両社代表のコメント
株式会社botto 代表取締役 水田匡俊氏
「飲食店の現場改善は、外部の知見やお客様の声を取り入れることで日々進化します。bottoは、日報を通じて現場の行動をデータ化し、顧客の声を反映させた改善を行っていきます。この提携を通じて、飲食事業者の皆様と共に店舗価値を高めるサポートをしていきたいと考えています。」
株式会社ファンくる 代表取締役社長 山口敬人氏
「botto様との提携を非常に嬉しく思っています。私たちは、お客様の声をもとに最速で課題を可視化し、経営支援を行う立場です。bottoのアプローチにより、従業員の取り組みをしっかりとサポートする体制が整い、飲食店の価値向上を加速できると確信しています。」
サービス概要
ファンくるの特徴
ファンくるは、顧客や従業員の声を分析し、様々な業界向けに支援サービスを提供しています。また、「ファンくる」という体験型情報サイトを運営し、覆面調査やインターネットリサーチも手がけています。
bottoの役割
bottoは、飲食店向けの日報を起点とした人材マネジメントプラットフォームを提供し、現場の解像度を高校しています。
おわりに
この提携によって、飲食業界の未来が一層明るくなることが期待されます。両社の協力により、新しい経営支援サービスが生まれ、飲食事業者が抱える課題解決に寄与していくでしょう。