新たに進化した「PRESEA-S」アルミサッシ
2024年10月1日、LIXILは中高層ビル用アルミサッシ「PRESEA-S」の高性能仕様を発表します。この新製品は、特に美しいデザインと機能性を両立させた点が評価されています。高層ビルの建設現場には、厳しい環境条件に耐えられる製品が求められますが、PRESEA-Sの新仕様がそのニーズに応えています。
国内最高水準の性能
「PRESEA-S」の高性能仕様は、持続可能性に配慮しながらも、優れた性能を誇ります。まず耐風圧性能は、JIS規格の最高等級S-7(3600Pa)を上回る4500Paを実現。さらに水密性についても、JIS規格の最高等級W-5(500Pa)を大幅に超える1000Pa、1500Pa(FIX窓の場合)を達成しています。これにより、台風や大雨の影響が強い地域においても安心して使用することができます。
拡張されたガラス溝幅
新仕様では、アルミサッシのガラス溝幅を業界最大の46mmに拡大しました。この改良により、ガラスの中空層が従来よりも広く確保でき、断熱性を保ちながらも高強度の厚板ガラスや高遮音性のガラスを装着できるようになりました。このため、快適な居住空間の提供につながります。
幅広い用途
高性能に加え、スリムでシンプルなデザインも備えた「PRESEA-S」は、中高層ビルから超高層ビルまでさまざまな用途に対応可能です。また、デザインは従来品(PRO-SE)に比べ約30%スリム化しており、ガラス面積が広がることで採光性や眺望性も向上しています。さらに、細部のデザインにも配慮され、細くなった召合せかまちの先端部はより洗練された印象を与えます。
統一感のある外観の実現
「PRESEA-S」の一貫したデザインを通じて、建物が持つ統一感を損なうことなく、必要強度に応じた使い分けが可能です。この外観の統一感は、建物の美しさを引き立てる要素となります。
LIXILの未来への貢献
LIXILは、美しい住まいを提供するために、さまざまな商品やサービスを展開しています。PRESEA-Sの新仕様を通じて、住まい手が求める豊かで快適な居住空間の実現に貢献し続ける姿勢を示しています。
まとめ
「PRESEA-S」の高性能仕様は、最新の技術とデザインを駆使しており、様々な安全基準をクリアしながらも、居住空間の快適さを実現しています。2024年の発売に向けて、多くの期待が寄せられています。LIXILはこれからも、世界中の人々に役立つ製品を提供し続けるでしょう。