業務見える化の快挙
2024-05-28 11:30:02
病院薬剤師の業務見える化で生産性120%達成の快挙
新たな時代を切り開く業務見える化の成功事例
病院薬剤師の効率化に力を注いでいる株式会社pharmakeが、愛知県の小林記念病院での業務見える化を実現し、生産性を120%向上させたとの報告がありました。これは業務の見える化がもたらした効果として、特に注目を集めています。
病院薬剤師が抱える課題
近年、病院薬剤師は多様な役割を担っていますが、その業務効率に対する課題も増加しています。小林記念病院では、薬剤師の業務内容が「ブラックボックス化」しており、業務の進捗状況や課題が見えづらくなっています。これに対処すべく、pharmakeの人材マネジメントシステム「KIROKU」を導入したのです。
KIROKUの導入がもたらした変化
「KIROKU」は、薬剤師の日々の業務をタブレットに入力し、数値データとして可視化します。このシステムを導入した結果、具体的な業務の見える化が実現。業務の進め方に関する見直しが行われ、薬剤管理指導業務などにかける時間が20%向上しました。
このように、導入からわずか1ヶ月で目に見える効果が現れたのは驚くべきことです。特に、目標達成が難しかった薬剤師が初めて目標に到達したため、個々の成長の機会ともなりました。
医療業界全体への波及効果
さらに、この取り組みは日本の医療業界全体に大きな影響をもたらす可能性があります。2040年には約100万人の医療従事者が不足する見込みがある中、業務の効率化はより一層重要になります。業務の見える化は、限られたリソースを有効に活用し、業務負担を軽減するための手段として期待されています。
未来を見据えた取り組み
pharmakeは、小林記念病院との取り組みを通じて、今後も多くの病院が直面する人材不足問題への集中的な対応を目指しています。人材の確保とともに、組織全体の生産性を高めることが求められる中、業務の見える化はその第一歩です。
結論
今回の成功事例は、株式会社pharmakeと小林記念病院が協力して実現したものであり、病院薬剤師の業務見える化が生産性を大幅に向上させることができることを示す重要な実績として注目されています。今後、全国の病院でこのような取り組みが進むことを期待してやみません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社pharmake
- 住所
- 千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー12階
- 電話番号
-
03-4590-7802