三重県川越町で病児保育サービス「あずかるこちゃん」スタート
三重県川越町において、株式会社グッドバトンが提供する病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」が、2025年4月18日より導入されます。この新しいサービスにより、川越町および近隣の桑名市の病児・病後児保育室がスマートフォンを通じてその空き状況を確認し、予約を行えるようになります。これまでの複雑な手続きに代わるシステムは、保護者にとって利用しやすさを大幅に向上させることでしょう。
病児保育の現状
病児保育とは、病気や回復期にある子どもたちを専門の保育士や看護師が預かり、必要なケアを提供するサービスです。しかし、多くの保護者の間で、「利用したいが手続きが面倒」という声が多く、実際には利用が進まない現状があります。そのため、あずかるこちゃんは手続きを簡略化し、保護者と保育施設をつなぐ役割を果たすことを目指しています。
サービス導入の背景
川越町では、隣接市町との病児保育施設の共同利用や広域利用の拡大が難しい中、病児保育の需要は高まっています。このような背景の中、町内医院の新たな病児保育室の開設に伴い、あずかるこちゃんの導入が決定しました。同サービスは桑名市でも同時に導入され、両地域の病児保育がよりスムーズに利用できます。保護者は、リアルタイムでの空き状況を確認できるため、予約を必要なタイミングで簡単に行うことができます。
利便性の向上
保護者にとって、あずかるこちゃんは極めて使いやすいサービスです。特別なアプリをダウンロードする必要はなく、ウェブブラウザから簡単にアクセスできます。また、いつでも、どこでも予約やキャンセルが可能になり、時間の制約がありません。これにより、保育士たちも煩雑な事務作業から解放され、より質の高い保育に専念できるようになります。3565施設が登録されており、多くの自治体で活用されているこのサービスは、すでに多くの保護者から支持を集めています。
啓発活動と今後の展望
川越町では、あずかるこちゃんの導入により病児保育の現状を広く知ってもらうための啓発活動も行います。情報冊子やポスターを作成し、地域内の保育施設で配布・掲示していく方針です。これによって、「使いづらさ」と「認知不足」という課題が解消されることを期待しています。
保護者の声
保護者からは、「手続きの簡略化がありがたい」という声や、「必要な時にいつでも予約ができるのは非常に助かる」といった意見が寄せられています。特に、病児保育がまだ一般的ではない地域では、このようなサービスが利用を後押しすることが期待されています。実際に、2018年に行われたアンケート調査では、病児保育の利用経験がない保護者が88%に達しており、その中でも75%が病児保育について知らない、または名前しかしらないという結果が出ています。これに対してあずかるこちゃんは、利用経験のない保護者への情報提供を強化し、より多くの利用を促すことを目指します。
会社概要
株式会社グッドバトンは、株式会社グッドバトン設立以来、病児保育のサービスを提案してきました。代表の園田正樹氏は、産婦人科医としての経験を元に、保護者と施設、自治体に対するサポートを目的とした施策を推進しています。社会全体で子育てを歓迎する環境を作り出すため、今後もそのビジョンを基に事業を展開していくことでしょう。あずかるこちゃんによって、病児保育の適正利用が広がり、地域全体で子どもたちとその家族を支えることが期待されています。