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インドネシアで資生堂が訪日促進イベントを実施！美容商品で魅せる日本ブランド戦略

インドネシア最大級の女性向けキュレーションサイト『beautynesia』が、日本政府観光局（JNTO）とタッグを組み、日本の美容・健康商品の魅力をインドネシアに発信する画期的な取り組みを実施しました。

訪日促進イベントにおける新たな試み

2016年3月25日から27日にかけて、インドネシア・ジャカルタで開催された旅行博覧会「Astindo Fair Jakarta」において、資生堂の商品プロモーションが展開されました。来場者数は約5万人と規模も大きく、訪日に関心の高いインドネシア人女性、特に海外旅行可能な中間層・富裕層をターゲットに、資生堂のブランド認知度向上と商品クオリティの高さをアピールすることに成功しました。

これまでの訪日促進イベントでは、観光地や旅行商品の紹介、食文化の紹介などが中心でしたが、今回の取り組みは、日本の美容・健康商品を軸に訪日促進を図るという点で、インドネシアでは初めての試みとなります。

beautynesiaとJNTOの戦略的連携

『beautynesia』は、20代のインドネシア女性をターゲットにした、月間200万PV、30万ユーザーを抱えるオンラインビューティ＆ヘルスメディアです。100名以上のキュレーターが、メイクアップのヒントやビューティーアイテムのレビュー、美容に関する悩み解決策などを発信しています。専門性の高い美容コンテンツも提供しており、インドネシアの女性たちの美容に関する情報を網羅しています。

JNTOとの連携により、『beautynesia』の強力な情報発信力を活用し、より多くのインドネシア人に日本の美容・健康商品、ひいては日本旅行の魅力を効果的に訴求することができました。

資生堂のインドネシア市場戦略

資生堂は1994年からインドネシア市場に進出し、順調に売上を伸ばしてきました。2014年には合弁会社「PT Shiseido Cosmetics Indonesia」を設立し、グローバルブランド「SHISEIDO」と「CPB」を展開しています。成長が見込まれるインドネシア市場において、プレステージ領域でのプレゼンス確立を目指しています。今回のイベントは、その戦略の一環として重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

ジャパンコンテンツトレーディングの役割

『beautynesia』を運営するジャパンコンテンツトレーディングは、日本企業のインドネシアへのコンテンツ輸出支援、進出支援を行う貿易商社です。多くの実績を持ち、今回のイベント成功にも大きく貢献しました。

今後の展望

今回のイベントは、日本の美容・健康商品を海外に発信する新たなビジネスモデルを示す成功事例となりました。今後、より多くの日本企業が、同様の戦略を取り入れ、海外市場でのブランド強化とビジネスチャンスの拡大を目指していくことが期待されます。

まとめ

日本の美容・健康商品の魅力をインドネシアの消費者に伝えるという、革新的な訪日促進戦略は、大きな成功を収めました。この成功事例は、今後の訪日観光戦略において、新たなビジネスモデルの構築と、より効果的なマーケティング戦略の策定に繋がる可能性を秘めています。

関連リンク

サードペディア百科事典: 資生堂 beautynesia JNTO

Wiki3: 資生堂 beautynesia JNTO