浜松ヘルステックシンポジウム2024
2024年12月17日、浜松市で「浜松ヘルステックシンポジウム2024」が開催されます。このイベントは、食に関連するヘルスケアテクノロジーの進展やその応用について理解を深め、浜松市の健康促進プロジェクトに寄与することを目的としています。また、食品デバイスやAI、アプリケーションなど、最新の技術が市民の健康寿命を延ばすためにどのように活用されるかを探っていきます。
シンポジウムの概要
このシンポジウムは、浜松市のグランドホテル浜松2階の孔雀の間で現地開催とオンライン配信を併せた形で行われます。スケジュールは次の通りです。
- - 日付: 2024年12月17日(火)
- - 時間: 午後2時00分から午後4時30分
開会式・基調講演
シンポジウムの幕開けには、浜松市長の中野祐介氏が挨拶を行い、その後、明治大学の宮下芳明教授が「味覚メディアが人類の健幸に拓く未来」というテーマで基調講演を行います。彼は2023年にイグノーベル賞を受賞し、電気味覚技術の研究において先駆的な成果を上げています。さらに、2024年には「エレキソルト」など革新的な食器の発売も予定されており、健康と食に関する新しい視点が提示されます。
市の取り組み
浜松市の健康推進に向けた取り組みも紹介されます。浜松ウエルネスプロジェクトの副本部長である原川知己氏がその概要を説明し、健康増進課の渥美雅人課長が新たな野菜摂取推進策を発表します。これにより、市民の食生活の質向上と健康的な長寿が図られていくでしょう。
パネルディスカッション
シンポジウムの後半は、食とヘルステックに関するパネルディスカッションです。モデレーターを務めるのは、株式会社日本総合研究所の東博暢氏。地域の課題解決に向けた意見交換が行われる中で、参加者には浜松医科大学の山本清二氏、聖隷福祉事業団の池谷佳世氏、キリンホールディングスの佐藤愛氏など、多彩なバックグラウンドを持つパネリストが揃っています。
健康測定会の開催
当日は、健康測定会も実施され、参加者は骨密度や体脂肪、筋肉量の測定を行うことができる機会もあります。また、浜松市公式のヘルスケアアプリ「はままつ健幸クラブ」においてポイントが得られるイベントでもあり、市民の健康意識を高めることが目的です。
このシンポジウムは、市民が食と健康に関する知識を深め、健康寿命の延伸に向けた具体的な施策に触れる貴重な機会です。関心のある方はぜひ参加を検討してください。