大扇産業の新たな挑戦
大阪市に本社を構える大扇産業株式会社は、2023年10月5日よりフィルム栓チューブ開栓装置「カートリッジ式開栓装置」を市場に投入しました。この製品は、医療分野における検査業務の前処理を効率化し、感染予防やコンタミネーション防止に配慮された設計が特徴です。2023年10月6日から8日までの「JACLaS EXPO2023」においても実機展示が行われ、訪れる人々の注目を集めています。
製品の背景と開発目的
医療業界では、採血検査などの前処理が必須です。一方で、検査にかかる時間や作業者の感染リスクが課題とされてきました。このような背景を踏まえ、大扇産業は独自の技術を駆使し、高速で省スペースな開栓装置を開発しました。
「カートリッジ式開栓装置」の特徴
新発売の「カートリッジ式開栓装置」は、以下の特長を持ち合わせています。
1.
省スペース設計
装置の寸法は幅315mm、奥行740mm、高さ1650mmと、小規模な業務に適したサイズです。
2.
感染防止機能
自動化により作業者の感染リスクを減少させ、作業環境を安全に保ちます。
3.
カートリッジ交換機能
検体間のコンタミネーションを防ぐため、開栓ごとに新しいカートリッジを使用します。
4.
高速処理能力
1時間に最大1800検体を処理可能であり、急増する検査需要にも柔軟に対応できます。
5.
拡張性
スタンドアロンでの使用はもちろん、インラインでの組み込みも可能。業務規模に応じた柔軟な利用ができます。
イベント情報
「カートリッジ式開栓装置」は、2023年10月6日から8日までパシフィコ横浜で開催される「JACLaS EXPO2023」にて実機を展示します。参加者は、実際のデモを通じて製品の特徴や利便性を体験できます。
大扇産業のビジョン
大扇産業は、1963年に設立以来、パッケージ&プラスチック事業と医療分野に力を入れ、問題解決型企業として成長を続けています。国内外での協力関係を深めつつ、高品質な製品や技術を導入し続け、効率的かつ安全な医療環境の提供を目指しています。
お問い合わせ
製品についての詳細やお問合せは、以下の連絡先をご利用ください。
大扇産業株式会社東京支社メディカル事業部
〒173-0004 東京都板橋区板橋1-9-10 保坂ビル2階
電話:03-3579-8150
メール:
[email protected]
URL:
大扇産業公式サイト
新しい「カートリッジ式開栓装置」は医療業界に大きな変革をもたらすかもしれません。今後の展開に期待が寄せられます。