NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、情報システムの操作権限を持つ特権IDの管理を行うソリューション「SecureCube Access Check」のサブスクリプション販売を開始しました。本製品を利用することで、システム規模や利用期間が流動的なプロジェクトでも、初期投資を抑えた導入が可能となります。この取り組みは、特権IDの管理とセキュリティ強化に貢献するものと期待されています。
特権ID管理の現状と課題
最近の企業システム環境は、クラウド利用の拡大やIT基盤の更改、ゼロトラストセキュリティの導入などに伴い、大きな変化を迎えています。これにより、特権IDの管理がますます重要かつ複雑になっています。特に、特権IDは以前より多様化が進んでおり、管理者権限を持つIDはもちろん、クラウドサービスやSaaSの管理者も新たな特権IDの対象として浮上しています。
このような背景の中、企業が特権IDを人手で運用管理することは、工数がかかるだけでなく、管理漏れのリスクを生じさせる可能性があります。特権IDをしっかり管理するためには、統制、記録、監査の一元管理体制が急務であり、急成長する特権ID管理製品市場においては、初期投資の大きさが障壁となっていました。
サブスクリプション販売の特長
NRIセキュアが新たに開始したサブスクリプションモデルには、次のような特長があります。
1.
初期費用の抑制: 管理対象機器数が10台以下の場合、年間185万円(税別)から利用可能です。これにより、初期投資が大きな負担になることなく特権ID管理基盤を整えることができます。
2.
拡張性: システムの変化やM&Aによる統合、クラウド移行に伴い、特権ID管理の対象範囲を柔軟に拡張できます。これにより、変動するビジネス環境に対応した段階的な導入が可能です。
3.
プロジェクトごとの利用: 特定の部門や拠点に絞った導入が可能で、システム移行期間中に統制強化を図ることもできます。
高可用性を実現する新たなサポート
さらに、NRIセキュアは高可用性クラスターのサポート対象を拡充し、これまでは日本電気株式会社の「CLUSTERPRO」のみをサポートしていましたが、新たにサイオステクノロジー株式会社の「LifeKeeper」にも対応が開始されました。これにより、冗長化のニーズに応じた特権ID管理システムを構築するための柔軟性が向上しました。
今後もNRIセキュアは、企業や組織の情報セキュリティ対策を支援するための多様な製品やサービスを提供し、安全な情報システム環境の実現に貢献していくことを目指しています。特権ID管理のニーズが高まる中で、SecureCube Access Checkのようなソリューションの重要性が増していくでしょう。
詳しくは、NRIセキュアのウェブサイト(https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck)をご覧ください。