医療と介護の連携を深めるフォーラムが2025年開催

医療と介護の連携を深めるフォーラムが開催

2025年11月28日（金）12:00より、介護事業所向け医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社の主催で、介護と医療連携フォーラム「看取りケア・ACP・認知症・医療介護DX・包括ケアシステム」がオンラインで開催されます。このフォーラムの目的は、急速に進行する高齢化に伴う看取りケアと医療介護の質向上に向けた具体的な情報を共有することです。

本フォーラムのメインテーマは「医療と介護の連携」であり、業界の第一人者が登壇し、現場の課題に対する解決策を提示します。特に、高齢者が直面するニーズを解決するための看取りケア、ACP（アドバンス・ケア・プランニング）、認知症ケア、医療介護DXについての専門的な知見が得られる貴重な場となるでしょう。

フォーラムの背景と重要性

2025年には団塊の世代が75歳以上となる「2025年問題」が控えています。この問題は、介護業界における人材不足や医療ニーズの高度化という深刻な課題をもたらします。特に特別養護老人ホーム（特養）では、看取りや認知症に対する専門的なケアへの需要が急増しています。このような状況下で、「医療と介護の質の向上」は、ケアの質や経営に直接的な影響を与えるといえます。

フォーラムでは、特養における医療連携の理想像から、ACPや看取り、認知症ケア、さらには医療・介護DXの最新情報まで、パネリストが自身の専門分野からアプローチします。

登壇者とプログラム内容

本フォーラムでは、以下のようなプログラムが予定されています。

- 第一部: 12:10～13:20 - 特養における医療と介護の理想的な連携とは何か（登壇者：佐々木淳氏）
- 第二部: 13:30～14:30 - 特養でのACPと看取りケア（登壇者：中村洋文氏）
- 第三部: 14:30～15:30 - 特養での認知症ケアと治療（登壇者：鈴木航太氏）
- 第四部: 15:30～16:30 - 医療と介護をつなぐDX、新しい形の「包括ケアシステム」の実現へ（登壇者：青柳直樹氏）

登壇者は、いずれも専門家として高名な方々です。悠翔会の佐々木淳氏は、在宅醫療の第一人者として知られ、看取りケアに対する取り組みを長年続けてきました。中村洋文氏は、介護保険政策に関与していた実績も持ち、認知症ケアの知見を深めています。一方、鈴木航太氏は精神科医として認知症の診療に従事し、青柳直樹氏もドクターメイトの代表として、包括的な医療ケアを推進しています。

参加方法と期待される成果

本イベントは、オンラインでの開催が予定されており、参加者はZoomやYouTubeなどのプラットフォームを介してアクセスすることが可能です。更に申し込みをすれば見逃し配信も視聴可能となっています。これは、開催時間に都合がつかない方でも後から学ぶ機会を提供するものです。

メディア関係者も参加でき、情報発信の重要な機会となることが期待されます。これにより、介護と医療の連携に関する理解が深まり、様々な関係者にとっての価値のあるインプットを得る場となるでしょう。

本フォーラムは、特に介護業界の未来に向けた重要な情報を得る絶好の機会です。参加することで、現場の課題解決につながる新たな視点や知見を得ることができます。ぜひ、ご参加をご検討ください。