SDGsビジネスコンテスト
2024-09-13 20:08:11

学生が挑む「SDGs×IT」ビジネスアイデアコンテスト、セールスフォースがサポート

2024年8月29日、東京都千代田区にあるセールスフォース・ジャパンの本社で開催された「PeaceTech Challenge ビジネスコンテスト」は、若者たちが持続可能な開発目標(SDGs)というテーマのもと、ITを駆使して革新的なビジネスアイデアを模索する場となりました。

本コンテストは、一般社団法人ユースキャリア教育機構の主催で行われ、U29向けのキャリア支援コミュニティ「Specialist」の運営も手掛ける同機構が中心となっています。今回のイベントは、国際平和拠点ひろしまとの協働プロジェクト「CHANGEMAKERS」の一環として実施され、多くの若者にSDGs達成に向けた具体的な行動を促すことを目的としています。

コンテストの背景



本コンテストが開催された背景には、テクノロジーの社会変革に対する期待が高まっていることがあります。今回の参加者は、大学生または大学院生など若い世代で構成され、SDGsの理念を取り入れた新たなビジネスモデル創出に取り組みました。セールスフォース・ジャパンからのボランティア協力も受けて、会場提供や実施支援を行うなど、企業界からの積極的な参加が見受けられました。

事前講義から成長を



本コンテストに向けて、参加者には3回の事前講義が行われました。第1回のオリエンテーションでは、SDGsの基本概念とその背後にある課題に焦点を当てました。第2回は「問題解決のための思考法」、第3回は「プレゼンテーションスキルの向上」がテーマとなり、実践的なスキルを習得していきました。これにより、参加者はビジネスプランを立案するにあたり、必要な知識と技術を身につけることができました。

さらに、各講義にはセールスフォースの社員やユースキャリア教育機構のメンターが参加し、具体的なアドバイスやフィードバックを提供。参加者は多角的な視点で問題を捉える力も身につけ、準備を重ねていきました。

本戦の模様



コンテスト本戦となった8月29日には、各チームがそれぞれのアイデアを発表。審査員からは貴重なフィードバックが与えられ、参加者はその意見を参考にしてビジネスプランをさらなる高みに引き上げていきました。

審査結果は、最優秀賞に黒須定さん、優秀賞には新村晴香さん、そして太田嶋亮成さん、久祖神王条さん、姫田泰之助さんのチームが選ばれるなど、参加者たちの成果が評価されました。審査員としては、セールスフォースの田中宏和氏、世界平和経済人会議の佐々木喬史氏、ユースキャリア教育機構の宇野晋太郎が名を連ねました。

参加者の声



参加者からは、ビジネスアイデアの実現の難しさや、SDGsを意識したビジネスモデルを設計する過程で得られた学びについて語る声が多く聞かれました。青山学院大学のM.Tさんは、社会的価値を創出するためには地道な分析が必要だと述べ、立教大学のM.Mさんは、多角的視点で物事を考える重要性を体感したと振り返りました。また、慶應義塾大学のH.Mさんは、緊張感の中でチームでアイデアを形にするプロセスの楽しさを感じた結果、次回の挑戦に自信を持てるようになったと話しました。

若者たちの発想力や革新性が、今後の社会でどのように活かされていくのかが楽しみです。 SDGsの達成に向けた取り組みに、一層の関心が高まることを期待しています。

詳細な情報や次回の開催については、ユースキャリア教育機構のウェブサイトをご覧ください。


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会社名
一般社団法人ユースキャリア教育機構
住所
東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階
電話番号

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